西島三重子
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西島 三重子(にしじま みえこ、本名同じ(デビュー当時。現在は結婚に伴い変わっているはず)、1950年8月17日 - )はシンガーソングライターであり、絵本やエッセイの執筆者でもある。東京都中野区出身。両親は食肉の卸販売の共稼ぎ、5人姉弟の三女。川村学園短期大学卒業。絵を志して、和光大学芸術学科に入学、中退。アオイスタジオ所属。
[編集] 略歴
アマチュアグループ「カウンセラーズ」のヴォーカルとして渋谷西武チャオパルコの「サウンド・フェスティバル」に出場、自作の『のんだくれ』を歌った所、ワーナー・パイオニアのディレクターに認められ、1975年9月5日にアルバム『風車』及びシングル『のんだくれ』でデビュー。翌年の『池上線』が極めて息の長いヒットとなり、代表曲となる。
現在も、コンサート、ライブ活動を精力的に行っており、2002年に発売した、子供の健やかな成長を祈る親の気持ちを歌った「おひさまのたね」は幼稚園、学校、コーラスグループなどからの支持を得て静かなブームとなっている。
オリジナルアルバムだけでも、ワーナー・パイオニアから5枚、テイチクから6枚、東芝EMIから8枚、メディアリンクから3枚リリースしている。他にベスト盤多数。コンピレーションアルバム『Re-Cover』にも参加。楽曲の提供者としても五木ひろしが歌った『途中駅』、木の実ナナが歌った『うぬぼれワルツ』を皮切りに非常に多数。ラジオ・テレビ等への出演もラジオ関西『ギャルギャル神戸』、NHKラジオ『面白法律夜話』等多数。NHK『みんなのうた』の『あいつのハンググライダー』も西島三重子作品である。
絵本『おやおや、まあくん』、『サンタさんのゆめ』、エッセイ『ヤクシ団欒物語』(有朋堂 1996年 ISBN 4-8422-0221-1)、『わすれもの』(愛育社 2007年)等も執筆。イラストレーターとしても活動。