蘆名盛政
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蘆名 盛政(あしな もりまさ、1386年(元中3年/至徳3年)-1434年(永享6年))は、室町時代前・中期の武将。蘆名氏の第9代当主。第8代当主・蘆名詮盛の子。
父・詮盛の後を受けて当主となる。当主就任後はその地位を磐石なものとするため、寺社勢力に所領を寄進してその関係強化に務めた。1416年からの上杉禅秀の乱では上杉氏憲(禅秀)に与して足利持氏と敵対しているが、幕府から追討を受けた経緯はない。しかしこのことへの不満から1418年、一族の新宮氏が盛政を裏切って対立・抗争を繰り広げる。盛政は翌1419年、小布瀬城を陥落させることで内乱を鎮圧した。1434年6月、家督を子の蘆名盛久に譲ってまもなく死去した。
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