藤井彩子
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ふじい あやこ
藤井 彩子 |
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プロフィール | |
出身地 | 東京都新宿区 |
生年月日 | 1969年8月23日(38歳) |
最終学歴 | 青山学院大学 |
勤務局 | NHK大阪放送局 |
職歴 | 松江放送局→大阪放送局→東京アナウンス室 |
活動期間 | 1993年 - 現在 |
ジャンル | 情報番組、報道番組 |
配偶者 | 有り |
公式サイト | アナウンスルーム |
出演番組・活動 | |
現在 | 『ビジネス新伝説 ルソンの壺』 |
過去 | 『NHKニュースおはよう日本』 『ウイークエンド関西』 |
藤井 彩子(ふじい あやこ 1969年8月23日 - )は、NHKアナウンサー。
目次 |
[編集] 来歴・人物
- 東京都新宿区出身。大阪府立北野高等学校[1]、青山学院大学文学部卒業。1993年入局。松江→大阪(1997年~)→東京(2000年4月~)→大阪(2004年4月~)の順に勤務。趣味はジョギングで、時間が空けばいつも走っている(本人談)。
- 入局当初からスポーツ担当として活躍する。特に高校野球中継では「NHKの女性アナウンサー初」の冠がつくことを次々に担当し、高校の先輩である有働由美子とともに、スポーツ担当として更なる活躍が期待されていた。
- 2003年に当時の担当番組だった「おはよう日本」のディレクター(1歳年下)と職場結婚。2度目の大阪勤務となってからはスポーツの現場を離れ、家庭の主婦でもあることを活かし生活情報番組も担当するようになる。『おしゃれ工房』では、“ママ”でもある先輩主婦の宮川花子、奥野史子を相手に、関西のノリで番組を進行する。
- 2005年に開かれた「愛・地球博」では、「NEDOパビリオン」で展示された「リプリーQ1expo[2]」のモデルとなり、『ウイークエンド関西』の中でその製作過程が放送されたほか、様々なメディアを通して全世界に紹介された。
- 2005年12月より関西6府県の地上デジタル放送推進大使「TEAM2011」を務め[3]、在阪準キー局や府県域放送局の民放局アナウンサーとともに各イベントに参加している。民放局でのイベントでは、NHKアナウンサーの出演が希有であるということで、メンバーを代表してPRすることが多い。なお、2006年10月から放送されている地デジ全国放送開始をPRする統一CMでは、藤井のサブ役・近藤泰郎アナウンサーが「TEAM2011」のユニフォームを着て出演した。
- 2008年2月8日に生放送された討論形式の番組「かんさい特集『新知事・市長に問う 大阪の、これから』」での司会を担当した。藤井は、討論中にスタジオ入りした就任3日目の大阪府知事橋下徹に対して「約30分遅れて到着されました」と紹介[4]した後、財政再建策に絡む人件費削減の具体策について質問した[5]。橋下によれば、あらかじめ、公務のため放送には遅れると伝えていた状況に対してNHKが出演を求めた結果の出演であった[6][7]。橋下はこれらの言動に対して番組中に激怒し[4]、同日の記者会見で、「『公務だ』とスタジオに連れて行かれ、女性司会者に頭に来た。出演前後のあいさつもなかった」[8][6]として、「局に呼びつけられることが公務とは思わないので、今後NHKには一切出ない」[4][9]と述べた。以上に対し、NHK大阪放送局広報部は「藤井の発言は場を和ませようとしたもの」と述べた[7]。
[編集] 担当番組
- (*印は地域ローカル、無印は全国ネット)
- ビジネス新伝説 ルソンの壺*: 2007年4月-現在
[編集] 過去の担当番組
- 松江局
- 大阪局(1度目)
- 第81回大会全国高等学校野球選手権大会のラジオ実況[11]: 1999年
- 東京アナウンス室
- NHKニュース10: スポーツコーナー・その他、2000年4月-2002年3月
- NHKニュースおはよう日本: スポーツコーナー、2002年4月-2004年3月
- 大阪局(2度目)
- 全国高等学校野球選手権大会の開会式テレビ中継進行
- 探検ロマン世界遺産: ~断崖の聖堂 はるかなる祈り~ギリシャ・メテオラ、2005年12月15日
- ウイークエンド関西*: 2004年4月-2006年3月
- きょうの料理: 大阪発、2006年4月-2007年3月
- おしゃれ工房: 大阪発、月に2本ずつ原則1シリーズ2回、2006年4月-2007年3月
- まる得マガジン: ナレーション、大阪局制作分
[編集] 脚注
- ^ 同期生には大阪放送局勤務の小寺康雄アナウンサー、橋下徹大阪府知事がいる。
- ^ リプリーQ1expo 大阪大学大学院工学研究科知能・機能創成工学専攻 石黒研究室他製作
- ^ 後輩である西堀裕美・廣瀬智美両アナウンサーも、前任地では地デジ大使を務めていた。
- ^ a b c 橋下府知事、NHKの要請にキレて「絶縁」『日刊スポーツ』2008年2月10日
- ^ 橋下府知事が生放送でNHK“口撃”『産経ニュース』2008年2月9日
- ^ a b 橋下府知事、NHKに"絶縁状"生放送めぐりブチ切れ『スポーツニッポン大阪』2008年2月10日
- ^ a b 橋下府知事、生番組出演巡りNHKに不信感 - 読売新聞 2008年2月10日付
- ^ 「NHKに行かない」橋下府知事が不満ぶちまけ『東京新聞』2008年2月10日
- ^ 橋下府知事「NHKのスタジオ収録には出ない」『朝日新聞』2008年2月9日
- ^ 概略説明のVTRでは、高校の同級生である小寺康雄アナウンサー(従前の東京勤務時に、『おはよう日本』での新商品紹介コーナー「まちかど情報室」の担当実績がある)のナレーションが入る。
- ^ a b NHKでは女性初の(全国ネットでの)担当として注目を集めた。