薄熙来
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薄熙来(はくきらい、拼音: Bó Xīlái, 1949年7月 - )は、山西省定襄県生まれ。中華人民共和国の政治家で、第17期中共中央政治局委員、重慶市委書記。父は副総理などを務めた薄一波。
文化大革命期は紅衛兵組織「連動」のメンバーとして、「親父が英雄なら息子は豪傑、親父が反動なら息子は馬鹿者」とする血統論を宣伝した。胡錦濤派には直系の中国共産主義青年団(中国語で「青幇」)のほかに、紅衛兵繋がりの「紅幇」があると噂され、習近平もこれに連なることから、仮に存在するなら無視できない集団と言える。
1977年北京大学歴史学部卒業後、1982年には中国社会科学院で修士号取得。中央書記処書記から遼寧省に転出、1992年から大連市長を務め、環境政策に力を注ぎ、また経済成長も目覚しかった。2001年からは遼寧省省長。2004年に商務部部長として国務院入り。2006年から中国製品の品質に相次いで問題が起こり、安全宣言を何度も出すハメになった。
- 2007年10月、第17期党中央政治局委員に昇格。
- 2007年12月、重慶市委書記に就任。
- 第15期党中央中央委員候補、第16期党中央委員、第17期党中央政治局委員。
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