自由民主党中央政治大学院
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自由民主党中央政治大学院(じゆうみんしゅとうちゅうおうせいじだいがくいん)は、自由民主党が定める機関のひとつ。自由民主党の党員の資質向上を図るとともに、国及び地域の将来を担うにふさわしい人材を発掘、育成するために設置された党の一機関である。学校教育法に規定される大学院ではなく、また、独立行政法人大学評価・学位授与機構が認定する教育施設でもないので、修士、博士の学位は得られない。
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[編集] 概要
セミナー2003以降、セミナー2006を開催。2003年以降、中央政治大学院インターネットキャンパス 自民未来塾を開始(詳細は以下参照)。
[編集] 自民未来塾
自由民主党中央政治大学院では、インターネット上にて党員たる国会議員などの講義が受講できるシステムを開設している。正式名称を「自由民主党中央政治大学院インターネットキャンパス自民未来塾」といい、自民未来塾と略称・通称している。なお、一般の人々でも受講可能である。党員・党友に関しては入学手続きのみ要するが、入学金と受講料は無料化されている。なお、一般受講生は一単位1500円となっている。なお、修了時には修了証書が授与される。
[編集] 資格制度
党員たる修了生のうち、論文・誓約書・履歴書を提出し審査の上、適格者と認められた者を「中央政治大学院研究員」として認定する。
[編集] 自由民主党党則(中央政治大学院関連規定)
- 第 九 章 中央政治大学院
- 第 六十八条 党員の資質向上を図るとともに、国及び地域の将来を担うにふさわしい人材を発掘、育成するため、本党に中央政治大学院を置く。
- 2 中央政治大学院に、総長、学院長及び教授を置き、必要があるときは、講師を置くことができる。
- 3 総長は、総裁をもって充てる。
- 4 学院長は、総長が任命する。
- 5 教授は、総長が委嘱する。
- 6 講師は、学院長が任命する。
- 7 中央政治大学院は、党員以外の者の研修を行うことができる。
- 8 中央政治大学院の運営に関し必要な事項は、中央政治大学院学則で定める。
[編集] 関連項目
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