美馬郡

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美馬郡（みまぐん）は、徳島県の北西に位置する郡。人口11,003人、面積194.8km²、人口密度56.5人/km²。（2008年5月1日、推計人口）

以下の1町を含む。

• つるぎ町（つるぎちょう）

[編集] 歴史

当初は阿波国の北西部一帯を占める広大な郡だったが、890年に当時の北西部が三好郡として分割され、1950年に当時の南西部の東祖谷山村と西祖谷山村が三好郡に編入された。1972年に麻植郡木屋平村を美馬郡に編入した。

いわゆる平成の大合併では、2005年3月1日、北部の脇町と美馬町、南東部の穴吹町と木屋平村が合併し美馬市となり、南西部の半田町、貞光町、一宇村が合併しつるぎ町が発足した。

[編集] 沿革

• 890年 - 北西部を三好郡として分割。
• 1889年10月1日 - 町村制施行に伴い、以下の町村が発足。（1町15村）
  • 脇町・江原村・岩倉村・郡里村・重清村・三島村・穴吹村・口山村・半平山村・半田奥山村・半田村（←半田村・半田口山村）・貞光村（←太田村・貞光村）・端山村（←東端山村・西端山村）・一宇村（←一宇口山村・一宇奥山村）・東祖谷山村・西祖谷山村
• 1907年11月1日 - 貞光村が町制施行し貞光町となる。（2町14村）
• 1917年7月4日 - 半田奥山村が改称し八千代村となる。
• 1924年1月26日 - 穴吹村が町制施行し穴吹町となる。（3町13村）
• 1926年11月3日 - 半田村が町制施行し半田町となる。（4町12村）
• 1927年6月1日 - 半平山村が改称し古宮村となる。
• 1928年11月10日 - 江原村が町制施行し江原町となる。（5町11村）
• 1940年12月10日 - 郡里村が町制施行し郡里町となる。（6町10村）
• 1950年1月1日 - 東祖谷山村・西祖谷山村が三好郡に移行。（6町8村）
• 1951年11月3日 - 岩倉村が町制施行し岩倉町となる。（7町7村）
• 1955年3月31日 - 三島村・穴吹町・口山村・古宮村が合併し穴吹町となる。（7町4村）
• 1956年3月30日（7町2村）
  • 半田町・八千代村が合併し半田町となる。
  • 貞光町・端山村が合併し貞光町となる。
• 1957年3月31日 - 郡里町・重清村が合併し美馬町となる。（7町1村）
• 1958年3月31日 - 脇町・江原町・岩倉町が合併し脇町となる。（5町1村）
• 1973年7月1日 - 木屋平村が麻植郡より移行。（5町2村）
• 2005年3月1日（1町）
  • 美馬町・脇町・穴吹町・木屋平村が合併し美馬市となり郡より離脱。
  • 半田町・貞光町・一宇村が合併しつるぎ町となる。

年

町村

～1889年

祖谷山村

-

半田村

半田口山村

半田奥山村

貞光村

太田村

東端山村

西端山村

一宇口山村

一宇奥山村

1889年 明治22年

東祖谷山村

西祖谷山村

脇町

江原村

岩倉村

郡里村

重清村

三島村

穴吹村

口山村

半平山村

-

半田村

貞光村

端山村

一宇村

1907年 明治40年

-

貞光町

1916年 大正5年

-

半田町

1917年 大正6年

-

八千代村

1924年 大正13年

穴吹町

-

1927年 昭和2年

古宮村

-

1928年 昭和3年

江原町

-

1940年 昭和15年

郡里町

-

1950年 昭和25年

郡 から離脱 （三好郡）

郡 から離脱 （三好郡）

-

1951年 昭和26年

-

-

岩倉町

-

1955年 昭和30年

-

-

穴吹町

-

1956年 昭和31年

-

-

-

半田町

貞光町

1957年 昭和32年

-

-

美馬町

-

1958年 昭和33年

-

-

脇町

-

1972年 昭和47年

-

-

脇町

木屋平村

2005年 平成17年

-

-

郡から離脱 （美馬市）

つるぎ町

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