緑の日々
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緑の日々 | ||
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オフコース の シングル | ||
リリース | 1984年9月21日 | |
ジャンル | J-POP | |
レーベル | ファンハウス | |
プロデュース | オフコース | |
チャート最高順位 | ||
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オフコース 年表 | ||
夏の日 (1984年) |
緑の日々 (1984年) |
call (1985年) |
緑の日々(みどりのひび)は、1984年9月21日に発売されたオフコース通算27枚目のシングル (07FA-1011)。
目次 |
[編集] 解説
「緑の日々」は、アルバム『The Best Year of My Life』(1984年6月21日発売 28FB-2002)からのシングルカット曲で、アルバム収録曲と同内容。この曲は後に小田がシングル「緑の日々」(1993年3月25日発売 FHDL-1008)としてセルフカヴァーし、アルバム『LOOKING BACK』(1996年2月1日発売 FHCL-2003)にも収録されたが、そこではエンディングに新たな歌詩が追加されている。
シングルリリース当時、この曲には小田の演出でプロモーション・フィルムが制作され、『ロッキー』と『天国から来たチャンピオン』をあわせたようなストーリーで、メンバーの清水仁が元世界チャンピオンのボクサーを演じた。共演は清水の恋人役に高樹沙耶、店のボーイに扮した天国の神様役に武田鉄矢がそれぞれ出演。さらに、ボクシング・ジムでの清水の練習シーンにはトレーナー役としてエディ・タウンゼントも出演し、11分を超える作品となった。ちなみにこのときのカメラマンはのちに小田の第1回映画監督作品『いつか どこかで』にも携わることとなる西浦清である。
「CITY NIGHTS」はアルバム『over』(1981年12月1日発売 ETP-90150)収録曲「哀しいくらい」の改作で、同曲のメロディーに新たに英語詩をつけた作品。作詩を担当したJIMMY COMPTONは当時のスタッフの知り合いで、全曲英語詩のアルバム『Back Streets of Tokyo』(1985年8月1日発売 28FB-2020)リリースよりも以前の1983年、アメリカのキャピトル・レコードとの契約を目指して9曲ほど制作されたデモ・テープのうちの一曲。
アナログ盤のEPレコードの初回盤は、ライトグリーンのクリアビニール仕様でリリースされた。
[編集] 収録曲
[編集] SIDE A
- 緑の日々
- 作詩 • 作曲:小田和正
[編集] SIDE B
- CITY NIGHTS
- 作詩:JIMMY COMPTON, PHILIP H.RHODES, KAZUMASA ODA 作曲:KAZUMASA ODA
- アルバム未収録曲
[編集] スタッフ/スタジオ
- プロデュース:オフコース
- © 1984 Pacific Music Publishing Co., Ltd. & FAIRWAY MUSIC CO., LTD.