築山古墳 (前原市)
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築山古墳(つきやまこふん)は、福岡県前原市三雲にある古墳。古墳時代前期と推測される前方後円墳。 相当削られており、推定では全長60mあったと思われる。墳丘上に十一面観世音菩薩のお堂がある。
北に約100m離れて、端山古墳(はやまこふん:前方後円墳、推定全長80m、古墳時代前期)が存在し、これらの位置は、名前が似ているだけかも知れないが、まるで、奈良盆地の箸墓と築山古墳との位置関係(約7km離れる)を思わせる。
これらの古墳は、細石神社の北東約200mの所にあり、さらに、北西約1kmには平原遺跡がある。 付近は魏志倭人伝の伊都国の主要な地域と考えられ、さらに、これら遺跡の関連性の調査が待たれる。築山古墳、端山古墳とも、埋葬施設の発掘は、いまだ行われていない。