立売堀
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立売堀(いたちぼり)は、大阪府大阪市西区の地名。かつては立売堀という堀(運河)があった。江戸時代は木材の集散で栄え、大正時代以降は金属や機械などの問屋街が立地している。
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[編集] 場所
阪神信濃橋出口付近から淀川の支流の木津川にある大渉橋付近まで。 1丁目から6丁目まである。
[編集] 名前の由来
『摂津名所図会大成』によると 大坂冬の陣、夏の陣で伊達氏がこの付近に堀をつくり陣地を構えていたこと、その跡を掘り足して川としたことからはじめは伊達堀(だてぼり)と呼んでいたが、そのうちいたちぼりと呼ばれるようになった。後に材木の立売りが許されるようになったので漢字のみ立売堀と改められた、とのことである。[1]
[編集] 近隣施設
[編集] 交通
[編集] 外部リンク
[編集] 出典
- ^ 『大阪の橋』273ページ
[編集] 参考文献
- 松村博著『大阪の橋』(松籟社)ISBN 9784879840820