秋田県立湯沢高等学校
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過去の名称 | 秋田県立湯沢中学校 秋田県立湯沢南高等学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 秋田県 |
校訓 | よく学びよく遊べ。 互いの意見を尊重せよ。 真実を尊び正しく歩め。 報恩の誠をいたせ。 |
設立年月日 | 1943年4月15日 |
創立記念日 | 10月18日 |
共学・別学 | 男女共学 |
分校 | 稲川分校 |
課程 | 全日制課程 |
設置学科 | 普通科・理数科 |
学期 | 3学期制 |
所在地 | 〒012-0853 |
秋田県湯沢市新町27番地 | |
電話番号 | 0183-73-1160 |
外部リンク | 公式サイト |
秋田県立湯沢高等学校(あきたけんりつ ゆざわこうとうがっこう)は、秋田県湯沢市に所在する県立高等学校。
目次 |
[編集] 概要
旧制湯沢中学校を前身とする県南地域有数の進学校。2007年春は東北大学に6名進学者を輩出した。ハンドボール・剣道部が全国制覇を成し遂げた事があり、ハンドボール部は本校を代表する部活動として認識されている。野球部は2003年夏に甲子園予選秋田大会で準優勝を成し遂げており、毎年4月に湯沢商工高校との定期戦を行っている。同市内には秋田県立湯沢高等学校稲川分校( - いなかわぶんこう)を有する。
制服は、男子は創立以来の黒の学生服。女子は濃紺の三つ釦式ブレザーである。
[編集] 設置学科
- 普通科
- 理数科
(但し、第一学年においては「第一学年普通・理数科」となっている)
[編集] 沿革
- 1943年4月15日 - 「秋田県立湯沢中学校」として開校。
- 1945年4月15日 - 新校舎に移転
- 1948年4月1日 - 「秋田県立湯沢南高等学校」に改称。
- 1960年4月 - 第一体育館落成
- 1961年10月8日~10月13日 - 第16回国民体育大会秋季大会剣道競技会場
- 1959年4月1日 - 現在の校名に改称。
- 1966年 - 全国高校総合体育大会ハンドボール優勝
- 1973年 - 湯高会館(合宿所)新築
- 1974年 - 武道場落成
- 1975年 - 校舎改築落成
- 1978年4月1日 - 稲川分校設置。
- 1979年2月9日 - 湯高会館(セミナーハウス)改築
- 1979年12月25日 - 共励館(吹奏楽部練習場)完成
- 1983年 - 第2体育館竣工
- 1984年8月1日~8月7日 - 全国高校総合体育大会ハンドボール競技会場
- 1991年11月1日 - サッカー場完成
- 1994年10月31日 - 野球場完成
- 2007年6月 - 新体育館完成
- 2007年10月4日~10月8日 - 第62回国民体育大会(秋田わか杉国体)ハンドボール競技会場
[編集] 校訓
一、よく学びよく遊べ。
一、互いの意見を尊重せよ。
一、真実を尊び正しく歩め。
一、報恩の誠をいたせ。
[編集] 建学のこころ
師弟共励
事実、生徒・教職員共に、平日・休日問わず学校での補習や勉強会へ参加している。
[編集] 校歌
昭和20年2月9日作曲。 作詞は東京音楽学校教授清水重道、作曲は同校教授橋本國彦である。
1番
あゝこゝに兄弟あり七百
究理いそしむわが若き知叡
陸原と曠く美まし國を被いなむ
みずや豊穣雄勝野の 拓くるところぞ
湯高その名望みあり
2番
あゝこゝに兄弟あり七百
至誠つらぬくわが若き精神
流水と清く穏し國を守りなむ
みずや洋々雄物川 波寄すところぞ
湯高その名光あり
3番
あゝこゝに兄弟あり七百
練成つみなすわが若き生命
霊峯と高く栄し國を背負いなむ
みずや剛快秋田富士 雲吐くところぞ
湯高その名力あり
[編集] 部活動
- 運動部
ハンドボール部 野球部 バスケットボール部 剣道部 弓道部 陸上競技部 バレーボール部 ソフトテニス部 バドミントン部 卓球部 サッカー部 水泳部 スキー部
- 文化部
吹奏楽部 音楽部 美術部 演劇部 放送部 英語部 化学部 生物部 物理部 天文部 新聞部
[編集] 学校行事
- 4月 入学式・始業式・応援歌練習・野球定期戦(対湯沢商工高校)
- 6月 湯高祭
- 7月 学級対抗・夏期セミナー
- 8月 勉強合宿
- 9月 強歩大会・芸術鑑賞
- 10月 修学旅行・大学見学会
- 1~2月 スキー教室
[編集] 著名な卒業生
- 菅貫太郎 - 俳優
- 中鉢聡 - テノール歌手
- 菅義偉 - 衆議院議員、総務大臣
- 阿部木の実 - こけし工人
- 佐藤隆三 - ニューヨーク大学教授
- おおひなたごう - 漫画家
- 美和剛 - 漫画家
- 荻田圭 - ハンドボール選手、大同特殊鋼
- 佐藤暢男 - 秋田魁新報社長
- 柿崎均 - ガラス工芸職人
- 東海林良 - 作詞家
- 伊藤助成 - 元日本生命保険社長