秋月型 (架空戦記)
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ここでは、様々な架空戦記に登場した秋月型(あきづきがた)と呼称される軍艦について述べる。大部分の作品では秋月型駆逐艦がそのまま登場するが、中には異なるものもある。
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
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[編集] 征途
佐藤大輔の『征途』には、秋月型駆逐艦「春月」が登場する。春月は武装解除の上で賠償艦としてソ連に引き渡された後、向こう側に供与され、赤衛艦隊旗艦「解放(初代)」となった。
ソヴィエト製の100mm連装砲4基、3連装魚雷発射管2基を装備している。
解放は1952年6月の第二次日本海海戦に参加、国連艦隊のやまと、セイレム、アラバマを雷撃した。
この他、1990年代に海上自衛隊の「10・4・10・10艦隊計画」によってあきづき型打撃護衛艦が建造された。打撃護衛艦とはアーセナル・シップと同じ設計思想によるミサイルキャリアーであり、原案ではイージス艦またはイージス・システムの捜索・捕捉用レーダーのみを搭載した航空護衛艦から標的のデータを受け取って対空ミサイルを発射するだけの艦であったが、「乗組員の士気を維持するため」という名目で対艦ミサイルも追加された。
100発以上のスタンダード対空ミサイルをVLSに搭載、SSM2対艦ミサイルを16発搭載している。
1番艦あきづきは1994年7月の第三次日本海海戦に参加、僚艦と共に敵艦隊から発射された200発近いミサイルを全弾撃破した。
[編集] レッドサン ブラッククロス
佐藤大輔の『レッドサン ブラッククロス』には、秋月型防空駆逐艦の第3バージョンである満月型(みつづきがた)が登場する。この世界の秋月型は史実より大きく、それを更に拡大した満月型に至っては一昔前の軽巡洋艦より大きな"駆逐艦"となってしまった。
- 全長:145m
- 排水量:7,000トン以上
- 60口径12.7cm連装両用砲:6基
- 電探連動式射撃装置:6基
満月型駆逐艦夕月は1951年3月のノルウェー沖海戦及びレイキャヴィク沖海戦に参加、ドイツ海軍と交戦した。
[編集] 荒巻義雄 艦隊シリーズ
荒巻義雄の『紺碧の艦隊』『旭日の艦隊』には秋月型対空艦が登場する。
[編集] 紺碧の艦隊
原作第3巻『原爆阻止作戦』のクリスマス島での戦闘で登場。前世と違い魚雷発射管は装備せず高角砲と100門以上の25mm対空機銃と爆雷を装備。速力もガスタービン採用により最大40ノット以上を出せる。高角砲の口径や全長は劇中では明らかにされていない。なお、コミック版では陽炎型駆逐艦の外観で描かれている。
[編集] 旭日の艦隊
旭日艦隊編成当初より配属。終盤の独軍の大反攻で殆どが戦没する。
[編集] サイズ
- 全長:118m
- 水線幅:12m
- 排水量:2,380t
[編集] 機関
- 蒸気タービン(4万5千馬力)
- 緊急加速用ジェットエンジン:2基
- 最大速力:32ノット(通常時)・43ノット(緊急時)
[編集] 兵装
- 単装熱線探知誘導式対空噴進弾発射機:2基
- 10cm65口径連装高角砲:3基(前・1、後・2)
- 25mm3連装機銃:10基
- 電波妨害金属片発射機:1基
- 艦首聴音機・曳航式水中聴音機:一式
- ※雷装・爆雷は無し
[編集] 所属・艦名
詳細は項目参照