神戸製鋼所加古川製鉄所
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神戸製鋼所加古川製鉄所(こうべせいこうしょかこがわせいてつしょ)は兵庫県加古川市金沢町1にある神戸製鋼所の銑鋼一貫製鉄所。条鋼・鋼板を中心とする高付加価値の鉄鋼製品を国内及び世界各地に送り出している。神戸製鋼所最大の製鉄所でもある。
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[編集] 概要
1964年、増大する鉄鋼需要を背景に、当時主力であった神戸製鉄所とは別に製鉄所を加古川市に建設することが決定。1970年操業開始。鉄鋼一貫体制の神鋼最大の製鉄所。神戸製鋼所の鉄鋼生産の80%をになう。加古川製鉄所の稼動により、神戸製鋼所は鋼板も手がける総合鉄鋼メーカーとなった。現在3基の高炉で稼動している。内1基は休止状態に入り実質2基稼動である。
2007年に1号高炉が休止し、2号高炉が稼動した。また、近隣に技術開発センター(鋳造・銑鉄技術開発、資料管理)がある。
安倍晋三がサラリーマン時代勤務していた場所でもある。
[編集] データ
- 敷地面積 約510ヘクタール(甲子園球場130個分)
- 従業員数 約2500人
- 年間粗鋼生産量 約600万トン(日本国内第5位)
[編集] 生産品
[編集] アクセス
[編集] 外部リンク
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