石渡敏一
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石渡 敏一(いしわたり びんいち、1859年(安政6年)10月 - 1937年(昭和12年)11月18日)は、旧幕臣、官僚、政治家、法学博士。正三位勲一等貴族院議員(勅選)。江戸(後の東京)出身。石渡荘太郎の父。
[編集] 経歴
1884年(明治17年)東京帝国大学英法科を卒業、司法省入省。1886年(明治19年)欧州留学、帰国後東京控訴院検事、大審院検事、1899年(明治32年)ベルギーの万国監獄会議派遣。民事局長、司法次官を経て1906年(明治39年)第1次西園寺内閣の内閣書記官長。辞任後勅選の貴族院議員に。後に東京瓦斯会社社長。1934年(昭和9年)枢密顧問官となる。
学校法人日本大学第一学園の創立の功労者。