盛駅
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盛駅(さかりえき)は、岩手県大船渡市盛町字東町裏にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)、三陸鉄道、岩手開発鉄道の駅である。
目次 |
[編集] 利用可能な鉄道路線
上記のほか貨物鉄道として以下の路線がある。
[編集] 駅構造
[編集] JR・三陸鉄道
JRは終日社員配置駅(駅長配置)。細浦駅~大船渡駅間の各駅を管理下におく。JR駅舎には自動券売機、みどりの窓口(営業時間 5:30~19:00 ※途中休止時間帯あり)がある。
三陸鉄道は社員配置駅(早朝夜間駅員不在)。三鉄駅舎には自動券売機、出札窓口がある。また構内には三陸鉄道南リアス線運行本部(旧・大船渡鉄道事務所)があり、南リアス線に使用される車両が配置されている。
のりば
1・2 | ■大船渡線 | 気仙沼・一ノ関方面 |
3 | ■三陸鉄道南リアス線 | 綾里・釜石方面 |
[編集] 岩手開発鉄道
岩手開発鉄道の駅は、同線の拠点駅として機能しており、車両基地が置かれている。JRや三陸鉄道のホームの西側に、1面1線のホームがあるが、旅客営業廃止により立ち入り禁止となっている。
[編集] 利用状況
乗車人員推移 | |
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年度 | 一日平均乗車人員 |
2000 | 436 |
2001 | 421 |
2002 | 404 |
2003 | 425 |
2004 | 400 |
2005 | 413 |
2006 | 379 |
- 2006年度の1日平均乗車人員は379人である。減少傾向にあるが、400人程度で推移している。
[編集] 駅周辺
- 大船渡市役所
- 大船渡郵便局(日本郵便大船渡支店併設)
- カメリアホール
- 県道230号丸森権現堂線
- 国道45号
- 国道107号
- 三陸自動車道(大船渡三陸道路)
- 天神山公園
- 岩手県立大船渡高等学校
[編集] 歴史
- 1935年(昭和10年)9月29日 - 国有鉄道大船渡線の駅として開業。
- 1950年(昭和25年)10月21日 - 岩手開発鉄道日頃市線開業。
- 1957年(昭和32年)6月21日 - 岩手開発鉄道赤崎線開業。
- 1970年(昭和45年)3月1日 - 盛線開業。
- 1984年(昭和59年)4月1日 - 盛線が三陸鉄道に転換。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、国鉄の駅はJR東日本が承継。
- 1992年(平成4年)4月1日 - 岩手開発鉄道日頃市線の旅客営業廃止。
[編集] 隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- ■大船渡線
- 大船渡駅 - 盛駅
- 三陸鉄道
- ■南リアス線
- 盛駅 - 陸前赤崎駅
[編集] その他
大船渡線を走る列車の行先表示幕では、さかりと平仮名表記される。これは国鉄時代の行先票からのことであり、盛岡との混同を避けるためである。ただし、「3鉄祭りさかり号」では、行き先表示に[盛岡-盛]と表示されていた。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
大船渡線(ドラゴンレール大船渡線) |
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三陸鉄道南リアス線 |
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