白日夢 (小説)
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『白日夢』(はくじつむ)は谷崎潤一郎による小説。または、それを元にした武智鉄二による映画。1964年、1980年、1987年の3回に渡り映画化されている。1964年版は映画化に辺り、谷崎は雑誌『シナリオ』に寄稿している。警視庁は映倫にカットを要請し、猥褻映画となり有名になった。1981年版は佐藤慶と愛染恭子による本番が話題となり有名になった。
目次 |
[編集] 概要
流行歌手・千枝子と青年画家・倉橋は歯科の診療室で治療を受けていたが、倉橋は麻酔を打たれ夢心地になる。次第に医師と看護婦の様子が変り、千枝子は医師に犯されてしまった。ナイトクラブに千枝子を訪ねた倉橋は千枝子に迫る医師の姿を見て、千枝子を救おうと決心。医師と千枝子がホテルへ向かうと倉橋は後を追った。千枝子が医師からの様々な拷問を甘受する姿がそこにあり、倉橋は何とも言えない気持ちで眺めていたが、逃げ出した千枝子の後を追った。しかし、倉橋がいくら千枝子を追いかけても、千枝子は遠くへと行ってしまう…。あるデパートの屋上で倉橋は千枝子と偶然再会。ここでも医師が突然姿を現し再び千枝子を奪った。これは夢なのか、現実なのか??
白日夢 | |
監督 | 武智鉄二 |
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脚本 | 武智鉄二 |
出演者 | 路加奈子,石浜朗他 |
音楽 | 芝祐久 |
配給 | 松竹 |
公開 | 1964年6月21日 |
上映時間 | 94分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
allcinema | |
Variety Japan | |
白日夢 | |
監督 | 武智鉄二 |
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製作 | 池俊行,前田有行 |
脚本 | 武智鉄二 |
出演者 | 佐藤慶,愛染恭子ほか |
音楽 | 芝祐久 |
撮影 | 高田昭 |
編集 | 佐藤浩 |
配給 | 松竹 |
公開 | 1981年9月12日 |
上映時間 | 110分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
allcinema | |
Variety Japan | |
白日夢2 | |
監督 | 武智鉄二 |
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脚本 | 武智鉄二 |
出演者 | 愛染恭子 ほか |
撮影 | 杉村博章 |
配給 | 松竹 |
公開 | 1987年2月7日 |
上映時間 | 90分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
allcinema | |
[編集] 1964年版
[編集] キャスト
- 路加奈子 - 歌手・葉室千枝子
- 石浜朗 - 青年画家・倉橋
- 花川蝶十郎 - ドクトル
- 松井康子 - 看護婦
- 小林十九二 - 患者の老人
- 小沢茂美 - 患者の少年
- 坂本武 - デパートの守衛
- 吉田道紀 - クラブのボーイ
- 御木きよら - 煙草売りの女
- 奈良あけみ - 患者の美女
- 三鬼陽之助 - 通行人
ほか
[編集] スタッフ
- 監督 - 武智鉄二
- 企画 - 武智鉄二
- 原作 - 谷崎潤一郎
- 脚本 - 武智鉄二
- 撮影 - 菅沼正義
- 美術 - 芥川敏
- 編集 - 金子半三郎
- 音楽 - 芝祐久
[編集] 1981年版
[編集] キャスト
ほか
[編集] スタッフ
[編集] 1987年版
[編集] キャスト
ほか
[編集] スタッフ
- 監督 - 武智鉄二
- 脚本 - 武智鉄二
- 撮影 - 杉村博章