異国迷路のクロワーゼ
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『異国迷路のクロワーゼ』(いこくめいろのクロワーゼ)は、武田日向による日本の漫画作品。
『ドラゴンエイジピュア』(富士見書房)にてvol.2から連載中。単行本は、2008年4月現在1巻が発売されている。
[編集] ストーリー
19世紀後半、西欧において日本の文化が流行していた時代に、単身フランスへと渡った日本の少女ユネ。パリの下町の工芸店『ロアの看板店(アンセーニュ・ド・ロア)』で働くことになった彼女の成長と、若き店主クロードとの交流を描くパリ滞在記。
[編集] 登場人物紹介
- ユネ(湯音)
- 本作の主人公で、奉公の為に日本の長崎からパリへやって来た少女。
- 小柄な体格とおかっぱの黒い髪が特徴。地元の長崎では評判の看板娘だった。
- 挨拶や集客など客に積極的に干渉することを禁じられるなどといったフランスの文化の違いに戸惑いながらも、店主のクロードを始めとした様々な人々との交流を通して少しずつ乗り越えていく。片言ではあるがフランス語の日常会話をこなすことが出来る。
- クロード・クローデル
- 下町のアーケード商店街・『ロアの歩廊(ギャルリ・ド・ロア)』の一画にある鉄工芸店『ロアの看板店(アンセーニュ・ド・ロア)』の三代目店主。時代の波に取り残され、閉鎖の危機に瀕している歩廊(ギャルリ)を立て直すべく日夜奮闘している。
- 人当たりがきつい頑なな性格で融通の利かない部分もあり、祖父・オスカーが突然連れてきたユネに対して戸惑いを隠せず、当初は彼女を受け入れることが出来なかった。しかし、文化の違いにもめげず懸命に働くユネのひたむきさに触れていくにつれ次第に彼女を認めるようになっていき、お互い少しずつ理解し合っていく。
- オスカー・クローデル
- 放浪癖のあるクロードの祖父で、仕入れ先の日本で出会ったユネをフランスへと連れ帰った人物。クロードとは違い異国の文化に寛容であり、カルチャーギャップによるユネの失敗も長い目で見守っている。手が衰えている現在は一線を引いているものの、クロードも一目置くほどの職人で、「アンセーニュ・ド・ロア」の礎を築いた人物である。
- アリス・ブランシュ
- カミーユ・ブランシュ