留守宗利
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留守 宗利(るす むねとし、天正17年(1589年) - 寛永15年8月15日(1638年9月22日))は、江戸時代初期の仙台藩家臣。留守政景の嫡男で伊達政宗の従兄弟にあたる。後に同族と言う事で伊達氏の名乗りを許されて「水沢伊達家」の祖になった。
慶長12年(1607年)、父が病死すると一関城を継ぐが、その後金ヶ崎城を経て寛永6年(1629年)水沢城主となった。政宗の許しを得て城を修築し、留守氏の旧本拠地であった岩切城や、利府城周辺に残してきた同氏ゆかりの寺社を水沢に移転させた。また、新田開発などを行って没後に行われた検地では6千石の増加を見た。
現在岩手県奥州市水沢区にある日高神社には宗利の銅像が建てられている。
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