甘地駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
甘地駅(あまじえき)は、兵庫県神崎郡市川町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)播但線の駅である。
普通電車の103系3500番台電車や、朝のラッシュ時には113系電車が停車する。
目次 |
[編集] 駅構造
相対式2面2線のホームを持つ、行違い設備を備えた地上駅である。配線はY字分岐ではないものの一線スルーにはなっておらず、ホームは方向別で分かれている。
駅舎は姫路方面行きホーム側にあり、反対側の寺前方面行きホームへは跨線橋で連絡している。早朝と夕方以降は無人になる。便所は、男女共用の汲み取り式がある。
1 | ■播但線(上り) | 福崎・姫路方面 |
---|---|---|
2 | ■播但線(下り) | 寺前・和田山方面 |
どちらも開く扉は左側。
[編集] 駅周辺
以前は甘地駅を出てすぐの所にキオスクがあり、新聞や土産物などが売られていたが撤去され、同じ場所にはジュース等の自動販売機がある。 甘地駅周辺には、新聞の自動販売機、Aコープ、但陽信用金庫などがある。 甘地駅から東側の市川を越えて南東に行くと、マックスバリュやゴダイ薬局、ザ・ダイソー、町立の文化センターや図書館などがある。 甘地駅から北方向に徒歩10分ほどで、市川町立甘地小学校に行ける。 甘地駅の東側には市川に架かる橋がある。橋の西側には交番が、東側には市川町役場がある。
[編集] 利用状況
2006年度の1日あたりの平均利用者数(乗車人員)は955人である。(兵庫県統計書より)
[編集] 歴史
- 1894年(明治27年)7月26日 - 播但鉄道 姫路~寺前間の開通と同時に開業。旅客・貨物の取扱を開始。
- 1903年(明治36年)6月1日 - 播但鉄道が山陽鉄道に営業譲渡。
- 1906年(明治39年)12月1日 - 国有化により国鉄の駅となる。
- 1973年(昭和48年)4月1日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道の駅となる。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
播但線 |
---|
姫路 - 京口 - 野里 - 砥堀 - 仁豊野 - 香呂 - 溝口 - 福崎 - 甘地 - 鶴居 - 新野 - 寺前 - 長谷 - 生野 - 新井 - 青倉 - 竹田 - 和田山 飾磨港線(廃線):飾磨港 - 飾磨 - 亀山 - 姫路 |