照国神社
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照国神社 | |
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拝殿 |
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所在地 | 鹿児島県鹿児島市照国町19-35 |
主祭神 | 島津斉彬 |
社格等 | 別格官幣社、別表神社 |
創建 | 1863年 |
例祭 | 旧暦6月16日 |
主な神事 | 六月灯 |
照国神社(てるくにじんじゃ)は、鹿児島市に鎮座する神社。旧社格「別格官幣社」。
目次 |
[編集] 沿革
島津家28代当主島津斉彬は安政5年(1858年)7月に50歳で急逝するが、文久3年(1863年)には勅命で「照国大明神」の神号が授与され、東照宮の建っていた場所に神社の建立が始まる。明治6年(1873年)には「県社」に指定、明治15年(1882年)には別格官幣社に昇格。斉彬の功績と明治維新での薩摩藩の役割が考慮されたものと思われる。
敷地内には斉彬の銅像がある。他に、その遺志を継いだ弟・島津久光や甥・島津忠義の銅像もある。
鹿児島県下で最も多い参拝者を誇る神社であり、初詣の参拝者も例年鹿児島県1位の座を守っている。
[編集] 祭神
島津斉彬
[編集] 主な行事
- 六月灯(旧暦6月16日) ※「六月灯」自体は鹿児島県下のほとんどの寺社で行われるが、照国神社のものが最大規模。
[編集] 所蔵文化財
- 島津斉彬関連書簡など(併設の宝物館に展示)
- 太刀 銘国宗(国宝)-鎌倉時代の備前国の刀工・三郎国宗の代表作。昭和2年(1927年)、島津家から神社に寄進されたものである。同年、古社寺保存法に基づく国宝(文化財保護法における重要文化財に相当)に指定されたが、第二次世界大戦終戦後GHQに没収され、長らく所在不明となっていた。その後アメリカでオークションにかけられて転売され、愛刀家のウォルター・コンプトンの所蔵となっていたが、1963年(昭和38年)にコンプトンの厚意により無償で神社に返還された。太刀はその後東京国立博物館に寄託されていたが、1993年(平成5年)からは鹿児島県歴史資料センター黎明館に寄託・展示されている。
[編集] アクセス
- 鹿児島中央駅または鹿児島駅から鹿児島市電2系統または、路線バスでいづろ通または朝日通下車、徒歩。
- 国道3号、国道10号、国道225号の照国神社前交差点より徒歩1分。
- 鹿児島県道24号鹿児島東市来線の照国町交差点から徒歩3分
[編集] 外部リンク
- 照国神社の六月灯 - 個人サイト