沼宮内線
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沼宮内線(ぬまくないせん)は、岩手県岩手郡葛巻町を走るJRバス東北の路線バスある。
改正鉄道敷設法別表に規定する「岩手県小鳥谷ヨリ葛巻ヲ経テ袰野附近ニ至ル鉄道及落合附近ヨリ分岐シテ茂市ニ至ル鉄道」の鉄道先行路線として開業した(葛巻~袰野間に該当)。
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[編集] 運行概要
現在は葛巻町内輸送が主な使命となっているほか、祝日を除く毎週水曜日に岩泉から岩泉町民バスが上荒沢口で接続し、葛巻病院までの利用者の足を確保している。そのため土曜休日は全便が運休となる。なお荒沢口~大平橋間は廃止代替路線の扱いであり、葛巻町がJRバス東北に運行業務を委託している形となっている。
[編集] 運行経路
(葛巻病院前) - 葛巻駅 - 江刈 - 岩手五日市 - 荒沢口 - (上荒沢口) - 大平橋
[編集] かつての路線
元々は盛岡市と下閉伊郡岩泉町を結ぶ路線であった。早坂高原線開業前は急行バスが運行さてれいた。
2003年の岩泉営業所廃止に伴い、上荒沢口~岩泉営業所間が廃止された。なお盛岡~葛巻間は沼宮内線系統は運行していないが、平庭高原線が運行しており、この区間の路線は現存している。
- 運行経路
盛岡駅 - 厨川駅 - 岩手渋民 - 沼宮内駅 - 陸中田代 -葛巻駅 - 江刈 - 岩手五日市 - 荒沢口 - 上荒沢口 - 上国境 - 名目入 - 岩手小川 - 岩手落合 - 二升石 - 上岩泉 - 岩泉病院前 - 岩泉営業所
- 廃止区間の代替路線
- 上荒沢口~岩泉三本松間 - 岩泉町民バス国境・上荒沢口線
- ※名目入~岩泉三本松間は、JRバス早坂高原線も運行している。
[編集] 沿革
- 1947年12月25日 - 省営自動車岩泉線岩手落合~国境峠間24km、江刈線茶屋町~国境峠間19km開業。
- 1952年2月9日 - 岩泉~盛岡間の急行バス運行開始。
- 1953年11月28日 - 門―名目入―岩手炭鉱前間開業 【新設停車場】名目入
- 1957年10月15日 - 路線名称変更、盛岡~名目入間を沼宮内線とする。
- 2003年4月1日 - 上荒沢口~岩泉営業所間を廃止、岩泉町民バスに移管。葛巻病院発着を新設。
- 2005年4月1日 - 上荒沢口発着を上荒沢口経由大平橋発着とする。