正丸トンネル
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正丸トンネル(しょうまるトンネル)は、埼玉県の飯能市と秩父郡横瀬町にまたがる、西武鉄道西武秩父線の正丸駅と芦ヶ久保駅の間にあるトンネル、またはそれと数百m離れて並走する国道299号線のトンネル。
[編集] 西武秩父線(鉄道)
全長4,811mで、途中に「正丸トンネル信号所」(行き違い設備)がある。1969年開業当時は、日本の私鉄で最長の山岳トンネルであった(2006年現在、私鉄最長の山岳トンネルは近畿日本鉄道大阪線新青山トンネル)。
- :内複線断面:459m
- 着工:1967年(昭和42年)7月19日
- 貫通:1969年(昭和44年)1月29日
- 完成:1969年(昭和44年)5月31日
- 建設費(総工費):約80億円
[編集] 国道299号線(国道)
正丸トンネル開通前は、正丸峠を通過する必要があり、道路も狭く悪路であった。しかし、トンネル開通後は正丸峠を通過する必要なくなった。
- 全長:1928m