櫻井忠
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櫻井 忠(さくらい ただし、一般には「桜井忠」表記、1954年2月3日 - )は、日本の政治家。北海道室蘭市出身。北海道室蘭東高等学校、大東文化大学経済学部卒。北海道苫小牧市市長(2003年5月01日-2006年5月31日)。
鳩山由紀夫秘書、苫小牧市市議会議員を経て、2003年に無所属・自由民主党推薦で苫小牧市長選挙に立候補、「民間委託で官民格差を是正し、財政再建を進める」など101の公約を掲げ、現職市長だった鳥越忠行(民主党系)を破り初当選を果たす。
2004年3月に助役の選任や公約撤回を巡り、市議会で市長辞職勧告決議を賛成20票・反対11票の過半数で可決された。
2006年5月上旬、飲食店の女性経営者にわいせつな行為を行ったと一部で報道されたことにより、5月31日付けで市長を辞職した。6月22日に準強制わいせつの疑いで逮捕され、2006年12月19日、札幌地方裁判所苫小牧支部より懲役1年6ヶ月、執行猶予4年の刑を言い渡される。