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機動戦艦ナデシコの登場人物 - Wikipedia

機動戦艦ナデシコの登場人物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

機動戦艦ナデシコの登場人物(きどうせんかんナデシコのとうじょうじんぶつ)は、アニメ機動戦艦ナデシコ』及びその関連作品に登場する架空の人物の一覧である。


注意以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。


目次

[編集] 地球連合

[編集] ナデシコ搭乗員

テンカワ・アキト
上田祐司
TVシリーズ主人公。18歳。コック兼エステバリス(ピンク)のパイロット。火星生まれの火星育ち。ユリカとは幼少期にご近所であった。幼い頃にテロで両親を失っている。優柔不断な性格で人付き合いが下手な青年だが、ユリカを初め多くの女性から好意を持たれるなど、かなりのモテモテ君。ナデシコ搭乗当初はコックである事にこだわりパイロットとして戦うことにあまり積極的ではなかったが、次第に自分が戦う意味を見い出していく。パイロットとしての技量自体は特筆するほど優れているわけではなく、失態を演じることが多いが、時には突破口を開く活躍をすることもある。ガイの影響によりゲキ・ガンガー3の大ファンになり、エステバリスを操縦時に「ゲキガンフレア」と叫んだこともあった。火星遺跡上空での決戦時、遺跡ユニットを宇宙のかなたへ飛ばすことで戦争を終わらせることに成功する。終戦後にはラーメンの屋台を経営し、後にユリカにプロポーズした。その後ユリカの父、ミスマル・コウイチロウとのラーメン勝負に勝ち、結婚を認められる。
地球では体内にナノマシンを注入することに不信感をもつ者が多く、IFS処理をしているのはパイロットとホシノ・ルリのようなオペレーターくらいだが、ナノマシンのテラフォーミングによって人類の居住が可能となった火星ではナノマシンは身近な存在でありIFS処理をしているアキトのような一般人は珍しくもない(火星では工業用トラクターすらIFS対応)。
劇場版では23歳。新婚旅行出発時の飛行機事故により死亡したと思われていた。実際には「火星の後継者」によりA級ジャンパーとして拉致されており、人体実験の対象にされた。そのため味覚を主に五感に障害を抱えている。ネルガルに救助された後はユリカの救出と復讐を目的に、月臣指導のもと機動兵器操縦技術や様々な体術を身に付け(木連式柔の存在を知っていたのもその為)、ブラックサレナに搭乗して独り「火星の後継者」に戦いを挑んでいた。バイザーの様な黒いサングラスマントを纏い「復讐鬼」へと変貌した彼は、テレビ版とは全く違ったダークかつシリアスな雰囲気のキャラとなっている。復讐を果たした後は、皆と顔を合わせる事も無くどこかへと姿を消した。なお、劇場版後の舞台をもとに作られたDCゲーム「NADESICO THE MISSION」では、アキトはOPムービーのルリの回想シーンと作中のルリの夢に出てくるのみで、本人は登場しない。
漫画版ではたまたま出会ったユリカに間違って両親の形見を持っていかれ、それを返してもらおうと後を追ったところナデシコに乗船することになった。その後イネスによるユリカ拉致で大和ともう一人の自分―――スサノオの存在を知る。また、漫画版ではIFSに代わる最新技術「リアクトシステム」のリンク障害により一時的に視力を失う。
ミスマル・ユリカ
声:桑島法子
初代ナデシコ艦長。20歳。アキトとは幼少期ご近所であった。幼少期を火星で過ごしその後地球に移住。地球連合大学を卒業後ネルガル重工にスカウトされナデシコに向かう際、偶然アキトと再会する。地球連合大学時代に戦略シミュレーションで無敗を誇る逸材。基本は私情やおとぼけによるミスが多い。
性格はかなりの楽天家で天然。アキトに日夜猛烈なアタックを掛けるが、当人からは煙たがられていた。料理の腕前は壊滅的。終戦後はルリの行き先を巡りミナトと争うが、結果ルリをミスマル家に引き取る事に成功する。しかし些細な件で父コウイチロウと親子喧嘩をした事で、ルリを連れてアキトの元へ押し掛け、3人で共同生活を送る事となる。といってもその間も基本的には軍へ仕事に行っていた。後にアキトとコウイチロウのラーメン勝負を経てアキトとの結婚を認められる。
劇場版では25歳。階級は大佐と呼ばれていた。新婚旅行出発の際アキトと共に拉致されていた。しかし、ユリカはアキトの様に体に目立った異常が現れるような人体実験はされていない。劇中でシラヒメからアマテラスへ移送された際に、演算ユニットに組み込まれて「人間翻訳機」として利用されてしまう。しかし最後には旧ナデシコクルーによって救出される。
漫画版では中盤にイネスによって拉致され、大和に渡りスサノオにもう一人の彼女―――卑弥呼の代わりとして祀り上げられる(卑弥呼本人は既に死亡しており、最終話で魂がユリカに語りかけていた)。
ドラマCD『続・お洒落倶楽部』ではヒロインの座を賭けていい夢を見たら勝ちという勝負をして、のび太と同じくらい簡単に眠れるも悪夢にうなされる。
ホシノ・ルリ
声:南央美
ナデシコオペレーター。11歳。特殊なIFS強化体質であり、遺伝子操作によって生まれている。愛称はミナト考案の「ルリルリ」。主な口癖は「バカばっか」である。なぜか初期だけキャラクターがやけに通常と違っていた。ナデシコのメインコンピュータである「オモイカネ」は、ルリの良き友人である。
始めの頃はあまり感情や表情を表に出す事は無く、鋭いツッコミ役であったが、ナデシコのクルーとの出会いにより、少しずつ多彩な主張や笑顔を表すようになっていった。最後には、自分もバカ(=ナデシコの一員)である事を自覚し、以降「バカばっか」という口癖を言わなくなる。「バカばっか」という言葉は他人との付き合い方を知らず、他人に興味を持っていなかった時の彼女を象徴するセリフであった。
彼女は本来子宝に恵まれなかった中立国家「ピースランド」の国王夫妻による試験管ベビーであった。彼女の髪の色は遺伝子的な母であるピースランド国の女王ゆずりである(遺伝子操作が原因ではない)。現在の国王夫妻には、ルリの弟にあたる王子達が大変多くいる。国王夫妻は生まれる前の時点で行方知れずとなってしまったルリを捜し求め、共に暮らす事を強く希望したが、結局ルリは彼らよりナデシコでの暮らしを選んだようである。そのナデシコでの生活へのルリの想いの強さは、終盤の思い出と引き換えになってしまう演算ユニット破壊案を否定する時にも垣間見る事が出来た。
終戦後はルリの行き先を巡ってユリカとミナトが争った末に、結果最初はミスマル家に身を置いていた。しかしある事情により家出を決意したユリカに共に連れられ、アキトの家に転がり込む事になる。アキトのラーメン屋台を手伝う際には、チャルメラを吹いたりしていた。その後アキト達が飛行機事故で死んだ(と思われていた)直後には、かなり深くふさぎこんでしまう。その間はミナトとユキナの家で過ごしていた。しかし時間を重ね、またサブロウタやハーリーと出会っていく事で立ち直り、ミナトの家を離れ軍に復帰、ナデシコBで活躍していく事になる。
なお、OP前のアバンを担当。また、視聴者に向けてしゃべりかける場面も多々ある(佐藤竜雄監督が得意とするメタフィクション演出である)。
劇場版では主人公を務める。ナデシコB、ナデシコC艦長。階級は少佐。16歳に成長している。劇中に至るまで、ナデシコBの艦長として幾多の事件を解決し活躍していた。世間では「史上最年少の天才美少女艦長」と呼ばれ、大人から子供までもが知っている人気ぶりである。またアララギ艦隊には、艦長のアララギやその部下達から「宇宙の宝」「電子の妖精」と称されていた。ただ、彼らに限らず火星の後継者の北辰やヤマサキ博士までもが、ルリを「妖精」と呼んでいたりする(電子の妖精も世間的な愛称なのか、それとも誰もがルリを見ると妖精を強くイメージするのかは不明)。最後には何を言わず姿を消したアキトに対して、一人帰ってくる事を信じ、帰ってこなければ大切な人だから追っかけると公言する。
漫画版では火星文明(大和)のオーバーテクノロジーとオモイカネのオペレータ(正確には呪術機構「シャーマニックデバイス」を使用する為の巫女)として大和から送り込まれた。ナデシコの姉妹艦であるカグヤには黒髪のルリがいて、彼女らはすべて大和の星野瑠璃のコピーらしい。漫画版での口癖は「アホらし」。
ドラマCD『お洒落倶楽部』では両親共に浮気をしてたらい回しされてアキト宅に居候する。『続・お洒落倶楽部』ではルリネビームやルリドリルなどデ・ジ・キャラットのでじこの技を使い、CDの表紙もでじこのコスプレをしている。さらにダジャレがイズミと同じくらいのレベルということが判明(ただし、イズミ本人は負けたと言っている)。
メグミ・レイナード
声:高野直子
ナデシコ通信士。元声優。なお、第19話では声優になる以前は看護学校に通っていたことも明らかになる(これらの設定は当時ブレイクした声優の林原めぐみをモデルにしていると考えられる)。人の死に関して落ち込んでいた所をアキトと共感し、彼を好きになる。ユリカと恋の鞘当を演じたが、最終的にはアキトの木星蜥蜴に対する深い憎悪を前にしてから恋の熱は冷めてしまった。
終戦後は、再び声優業に復帰し、アイドル活動もして人気を博す。反戦ムードの高まりから元軍人(ナデシコは一時軍所属であった)である事を隠すため、「メグミハラ・レイナ」と言う芸名で芸能活動をしていたが、ナデシコクルーの行動も世間に評価されて元の名前に戻している。
ドラマCD『お洒落倶楽部』ではアキトのラーメン屋に雇われた看板娘だが、かなり腹黒い性格になっている。
アオイ・ジュン
声:伊藤健太郎
ナデシコ副長。軍でエリートの道を進むはずだったが、ユリカの傍にいるためにナデシコに乗り込む事を選んだ。そのごたごたの際自身でIFS処理を施しており、エステバリスやデルフィニウムの操縦が可能だが、パイロットとしての出番は殆ど無かった。典型的な「イイ人」で気が優しく、また影が薄い。
劇場版ではアマリリス艦長を務める。階級は中佐。冒頭シラヒメで幽霊ロボットを目撃した事から、アオイ報告書を提出する。劇中では持ち前のいい人属性からか、ユキナに良い様に利用されていた。なお劇中で2人が同じ部屋で着替えているシーンがあるが、これは2人がそういう関係といったわけではなく、ユキナに好感は持たれているものの、異性としては全く見られていないためである。
ハルカ・ミナト
声:岡本麻弥
ナデシコ操縦士。ナデシコに乗り込む前は大企業の社長秘書を勤めていた。色気を振りまく美女で、服の露出度も高く派手な性格を思わせる容姿だが、実際には恋も仕事も家庭も大切に出来、それら守れる程強い女性。才媛で母性を含んだ面倒見の良さも持ち、本編中でも度々鋭い指摘を発言していた。なお、ルリを「ルリルリ」と最初に呼び始めたのはミナトである。劇中ではゴートと恋仲になったのち別れ、その後白鳥九十九と恋に落ちるが、九十九は凶弾に倒れる。戦後、九十九の妹であるユキナを引き取り、共に暮らすことになる。なお、教員免許を取得しており、退役後の職業は高校教師だった。
劇場版ではルリの呼びかけに応え、再びナデシコに乗り込むことになる。操舵技術は一流で、シャトルで敵部隊を突っ切るという荒業を成功させている。
漫画版ではアキトを慰めるために肉体関係を持つに至った。
ウリバタケ・セイヤ
声:飛田展男
ナデシコの整備班班長。町工場を経営しているが、口うるさい女房から逃げるようにナデシコに乗艦。ディストーションブロックやフィールドランサーなど、数々の発明でナデシコの危機を救う(ただし、Xエステバリスのような失敗作もある)。フィギュアやジオラマの制作も得意。妻子持ちにも関わらず、ヒカルを口説こうとしたこともあるが、失敗している。美人の奥さんの名前はオリエで、子供は3人。劇場版の頃にはトリプル入学の予定。奥さんには、キスもしていないのになぜか求婚したという設定がある。いつも趣味にお金を注ぎ込んでしまうので、第1話では夫婦喧嘩状態だったが、一旦家に戻った後、再びナデシコに乗る時はお互いに心を通い合わせる姿を見せた。「こんなこともあろうかと。」と言うチャンスを常に狙っている。次回予告のナレーションを担当。なお、同じ飛田展男が演じていたのに引っ掛けて、次回予告時に「君は刻(とき)の涙を見る…」という『機動戦士Ζガンダム』のパロディで「刻(とき)の涙を君は見る…」というセリフを言ったことがある。
劇場版では妊娠中であるセイヤの妻や子を気遣ったルリの判断により、スカウトをする事は無かったが、どこから聞きつけたものかルリ達に先んじてナデシコCに乗り込んでいた。その際顔に傷が見られたが、それは何かの古傷でもなんでもなく、奥さんから受けた引っかき傷である。
ダイゴウジ・ガイ
声:関智一
エステバリス〔青(ゲーム等に登場する彼のエステバリスの頭部は彼専用のものではなく、空戦フレーム標準装備のものである)〕のパイロットの一人。本名は「山田二郎(ヤマダ ジロウ)」なのだが、本人曰くヤマダジロウは仮の名前で、「ダイゴウジ・ガイ」は魂の名前、真実の名前とのこと。ゲキ・ガンガー3を信奉する重度のゲキガンガーオタクである。パイロットとしての腕は確かであるが、第1話でエステバリスに乗り必殺技を披露したときにバランスを崩し転倒、左足を骨折してしまう。その後アキトとはゲキガンガーを通じて親友同士になりかけていたが、第3話のラストでムネタケ達の脱走を目撃した際に撃たれ、第4話の冒頭で呆気無くその人生を終える事になった(3~4話で死ぬ事はキャラメイク時より既に確定していた)。しかし、死後に至ってもアキトに与えた精神的影響は大きく、死亡後も回想シーンや幻などで度々登場した。
なお、地球防衛企業ダイガードの第23話に彼にそっくりな山田という人物が登場している。声も関智一が担当している。
漫画版では宇宙風邪にかかりながらも出撃し、ナデシコを守るため戦死。その後、彼のエステバリスの頭部は形見としてアキトのエグザバイトに使用された。なお大和の彼は宇宙海賊キャプテン・ガヴァメントとして宇宙戦艦スペース・ヴァグラントで宇宙を巡り、機動兵器デススカルを駆る。また大和での彼は魂の名であるダイゴウジ・ガイが本名になっている(苗字は漢字で「大豪寺」と表記されていた)。
ドラマCD『お洒落倶楽部』では70年代の特撮ヒーローにはまり、巨大化したコウイチロウに潰されるなどと、不遇。
ゴート・ホーリー
声:小杉十郎太
ネルガル重工からの出向者で、戦闘指揮担当。乗艦してる際は制服ではなく、いつもなぜかスーツ姿である。元軍人のいかつい男で、アカツキにカチコチと言われていたが、実は食えない人物であった。ミナトとは恋仲であったが中盤で別れていた。
劇場版ではネルガルシークレットサービスに所属し、月臣と共に誘拐されていたアキトを救出していた。またサブロウタがルリの警護に着任してからもしばらくは、月臣と共に彼女のガードに着いていた。なお、月に向かうシャトルで「堀井豪人(ほりい ごうと)」という漢字表記も見られたが、この表記は他と同じく偽名の可能性が高い。
プロスペクター
声:小野健一
本名年齢不詳。本人曰くプロスペクターという名は「ペンネームのようなもの」。ネルガル重工からの出向者。仕事は会計・監査役。ナデシコクルーの人選を担当した人物でもある。ノリは軽いが計算高く切れる人物で、重要な局面では度々その鋭さを垣間見せた。しかし、会計らしく経費絡みの話にはうるさく(これは名前の由来である心理学用語に起因している)、なぜか電卓ではなくソロバン(宇宙ソロバン)を愛用する。ナデシコを取り戻す際、これまで見せた事の無い肉体的な強さを披露したり、ラーメン屋台を引いたりと芸達者な様子も見せた。本作品で一番謎の多い人物である。
劇場版では、クルーの再勧誘の他、メグミとホウメイガールズのバックバンドとして参加していた。
イネス・フレサンジュ
声: 松井菜桜子
ナデシコの医療・科学担当。29歳。金髪の白衣美人。無類の説明好きで艦内放送「なぜなにナデシコ」の解説役も務める。通称「説明おばさん」。アキト曰く「ひねくれもののおばさん」。名前の由来は1980年代に活躍したスーパーモデルイネス・ド・ラ フレサンジュから。火星の生き残りでナデシコが火星を訪れたときに乗り込むこととなる。ボソンジャンプの基礎理論を立証した有能な人物である。一見すると大人の女性であるが、意外に少女趣味でアキトとルリにピースランドのおみやげとしてクマのぬいぐるみを頼んだりしている。
実は、アキトが火星時代に出会った少女、「アイちゃん」の成長した姿である。木連の兵器「ヤドカリ」がYユニットに侵入しハッキングした際に起きた、主人格と記憶が統合されてしまった事故(通称、記憶マージャン)により無くしていた記憶を取り戻した。
劇場版では、ユリカやアキト達と同様、死亡したものとされていたが、これは「火星の後継者」から守るためにネルガルが死亡扱いにしただけであり、実際は生存してネルガルの研究を手伝っていた。ナデシコC受領の際にハーリーとウリバタケのボソンジャンプの手助けをした。
漫画版では大和のスパイとしてユリカを拉致。最期はキャプテン・ガヴァメントこと大和のダイゴウジ・ガイに倒される。
ドラマCD『続・お洒落倶楽部』ではドリームハンター麗夢の綾小路麗夢をするも年齢制限や長期の入出困難のせいかマイナー呼ばわれしてキャラが変わるほど怒った。
スバル・リョーコ
声:横山智佐
エステバリス(赤)のパイロットの一人。父は軍のパイロット。男勝りな性格で一人称は「オレ」(たまに「あたし」と言う)。恋愛関係は苦手だが、アキトには気があったようで、そのことをよくヒカルやイズミにからかわれていた。終戦後一旦は髪を伸ばしていたが、シャトル事故でアキト達が死亡した際に、以前より短いショートカットにした。なお、劇場版では加えて髪色が黒色になっていたが、こちらが本来の髪色で、テレビシリーズでの緑色が染めたものである。その事は、TV見られた幼少時の姿からも伺う事が出来る。
終戦後は宇宙軍から統合軍に転属。劇場版ではエステバリス隊「ライオンズシックル」の隊長になっている。
劇場版後に舞台をもとにしたDCゲームNADESICO THE MISSIONでは、サブロウタと良い関係を持っているようだ。
ドラマCD『続・お洒落倶楽部』では魔法少女プリティサミーの河合砂沙美の物まねを披露した。
アマノ・ヒカル
声:菊池志穂
エステバリス(オレンジ)のパイロットの一人。常にハイテンションなしゃべり方と大きなメガネが特徴。アニメファン。パイロットをしていた理由も、熱血漫画のネタ探しから。実は同棲経験あり。終戦後は晴れて漫画家となる。
劇場版では実戦から離れていたブランクを埋めるべく、ゲームを使い実戦感覚を取り戻していたが、その際現役のリョーコを良いようにもて遊んでいた。
漫画版の終盤ではメガネを外しコンタクトレンズを装着している。またゲーム『The blank of 3years』ではワンシーンではあるがメガネを外す貴重なカットも存在する。
マキ・イズミ
声:長沢美樹
エステバリス(水色)のパイロットの一人。陰鬱な雰囲気と、それに似合わぬ無理やりな冗談(特にダジャレ)と怪しげな歌曲を自作自演するのが特徴。大概の場合において誰も彼女のダジャレには耳を傾けていない。実は両親が漫才師。時折シリアスな一面も見せる。過去に二人の婚約者を亡くしており、自らを不幸を呼ぶ女と言っている。
終戦後は世界放浪の末、バー「花目子(けめこ)」の雇われママとなっている。ギャグ色の強いキャラクターだが、実はパイロットとしての技量はリョーコやヒカルよりも上で射撃の腕前も抜群である。劇場版ではヒカル、リョーコと同じく独立ナデシコ部隊に参加する。
ドラマCD『続・お洒落倶楽部』では吸血姫美夕の美夕をする。
オモイカネ
ナデシコの中枢コンピュータの愛称。正式名称はSVC2027。ナデシコからナデシコB、Cと移植されていった。コンピュータと言っても一種の「自我」や、記録ではない「記憶」を持っており、人の真似をするのが嫌いであったりストレスを感じたりしていた。特にルリとは、友情の様な結びつきを持ち合っている。
「思兼(オモイカネ)」とは、日本神話に登場する思兼神から。天の岩屋戸に隠れた、天照大神を誘い出す方法を考え出した神である。
アカツキ・ナガレ
声:置鮎龍太郎
最新型エステバリス(青)のパイロット。その素性はネルガル重工の若き会長。しかしその事を隠して乗艦していたはずだったが、一部(アキトとユリカ)を除いて皆に気づかれていた。年の離れた兄がいたが事故で死亡、それにより彼はネルガル会長を継いでいた。アカツキは古代火星人のオーバーテクノロジー独占の為に暗躍していたが、これは彼の父が目指し、兄が継ぐはずであった野望であり、必ずしも彼自身が求めたものではなかったらしい。エステバリスのパイロットとしては優秀であった。何かにつけてアキトに突っかかるライバル的な存在。アキトとは対照的にゲキガンガー3を侮辱していたが、彼は別にアニメ嫌いというわけではなく単に彼の好みに合わなかったようだ(劇中のセリフからアニメの好みはガンダムのようなリアルロボットアニメのようだ)。アキトとは何度か衝突するものの、最終話ではアイちゃんの元へ急ぐアキトに火星遺跡のフィールド中和を協力するなどナデシコクルーに対するわだかまりもなくなる。
終戦後は、新地球連合の創設と統合軍の設置、クリムゾングループの巻き返しなどにより、ネルガルは一時期の勢力を失ってしまっていた。加えて彼自身へのゴシップ騒ぎなどもあり、アカツキは表舞台より姿を消す事となる。しかし裏でも続けて再帰に向けての暗躍を行っていた。年齢は25歳。
エリナ・キンジョウ・ウォン
声:永島由子
ナデシコ副操縦士。実際はアカツキと同じく身分を隠して乗艦してきたネルガル会長秘書。上昇志向の強いキャリアウーマンであり、そのため正反対な生き方をするナデシコクルーとは事あるごとに対立ぎみであったが、最後には彼らの生き方にも理解を示すようになった。好きな男性のタイプは、恋愛より仕事ができる人。最初はアキトを貴重な生体ボソンジャンプの成功例としか見ていなかったが、いつの間にか異性として意識するようになっていた。実はコスプレ趣味があり、対ナナフシ作戦でコスプレしたブリッジクルー達を見て思わずときめいていた。
終戦後は宇宙開発部の部長を努める傍ら、救出されたアキトの面倒をアカツキの命で見ていた。その際、自暴自棄になっていた彼を親身になって慰めており、一時は男と女の関係になっていた。年齢は25歳。
ムネタケ・サダアキ
声:真殿光昭
地球連合宇宙軍提督。キノコ状の髪型とオカマ口調が特徴。父親に憧れ提督となる。フクベとは軍時代の同僚である。ナデシコから脱走を図った際に目撃したガイを射殺するなど、傲慢で自分の事だけしか考えない性格。木星蜥蜴の正体が人間であった事が露呈した責任を取らされそうになり、ウリバタケの試作機「Xエステバリス」で自身の保身を図ろうとしたが、Xエステバリスは失敗作に終わりどうにもならなくなる。自暴自棄になった彼は自らにIFSを打ち、幻覚作用によってコスモスを敵と誤認、Xエステバリスで出撃しガイの幻を見ながらオーバーロードによって自爆してしまった。自身の発言から、昔は正義を信じていたであろうことが伺える。
フクベ・ジン
声:田中信夫
地球連合宇宙軍の老提督。火星付近の会戦で火星のコロニーにチューリップを墜落させてしまった責任を取って退役したが、ネルガル重工にスカウトされてナデシコに乗る(この過去からアキトに恨まれている)。火星においてナデシコを逃がすために自ら囮になって戦死したかに見えたが、実は木連の捕虜になっていて最終話でひょっこり登場する。なぜかアロハ姿でやたらと能天気な性格になっていた。以後どうしているのかは不明。
ホウメイ
声:一城みゆ希
ナデシコの艦内食堂のコック。中華料理が基本だが、パエリアも作れるなど、艦内では世界中の料理を振舞う事が出来る。そのために食堂には世界各地の調味料がすべて取り揃えてある。
終戦後はレストラン「日々平穏」を経営する。
セガサターン版ソフト第一作「最後はやっぱり愛が勝つ」では彼女もヒロインの一人として攻略可能である。
漫画版ではコックではなく宇宙軍提督(漫画版ナデシコの料理長は外代チーフ)。単身火星から生還したナデシコとそのクルーに興味を持ち、終盤には大和の機動要塞に戦艦ごと特攻、若者たちに未来を託す。

[編集] ホウメイガールズ (食堂従業員)

ナデシコ食堂の従業員5人。
終戦後は芸能界デビューする。デビュー時のグループ名は「JMR(J-Mesh Revolution)」だったが、後にホウメイガールズの名前で活動する事に。
テラサキ・サユリ
声:矢島晶子
一番背が高いホウメイガールズのリーダー。髪型はポニーテール。乗艦中はテンカワ・アキトに気があるそぶりが垣間見えた。艦内のアイドルコンテストで「白坊主」なるコスプレを披露した(声優ネタと思われる)。
タナカ・ハルミ
声:中川玲
ナデシコクルー。三つ編みがチャームポイント。GBカラーソフトの、機動戦艦ナデシコ ルリルリ麻雀において麻雀がかなり強いキャラという意外な設定がされている。
ミズハラ・ジュンコ
声:松澤由美(劇場版以降は今井由香
ナデシコクルー。紺の髪をボブカットにしている。TV版ではOP主題歌を歌う松澤由美が声を担当していたが、劇場版以降の作品では今井由香が担当。
サトウ・ミカコ
声:本井英美
ナデシコクルー。ゲーム版『The blank of 3years』ではヒロインの一人になった。
ウエムラ・エリ
声:川上とも子
ナデシコクルー。ポニーテールが被っていたり茶髪が被っていたり背が低くても1番じゃなかったりと、なぜか扱いが可哀想な人物。ボクっ娘

[編集] その他

ミスマル・コウイチロウ
声:大塚明夫
連合宇宙軍提督でユリカの父。自身は非常に優秀な軍人で、軍内部とネルガルの動きに対しても逐一注意を払っているなど、本編でも切れ者ぶりを見せていた。しかし、男で一つで育てた娘のユリカには、底抜けの親バカぶりを公私問わず発揮する。自身でも「娘かわいさに軍にまで入れた」と語っていた事から、自覚はしていたようだ。外見と性格はサリーちゃんのパパに似ている。初めはアキトを馬の骨と呼ぶがラーメン勝負を経てユリカとの結婚を認める。
劇場版では連合宇宙軍の総司令となっていた。もっとも、宇宙軍自体は統合軍に圧され、衰退の一途であった。なお、コウイチロウ自身は火星ではなく地球の出身であり、娘の様なA級ジャンパーとしての能力は持っていない。
アイちゃん
声:川上とも子
アキトのトラウマの原因。木星トカゲの襲撃により死亡したと思われていたが、実はアキトのボソンジャンプ現象に巻き込まれて過去に飛ばされていた。その後、ボソンジャンプを作り出した古代の人によって現代(戦争終結直前の火星遺跡内)に送り返される。しかしながらその直後に、遺跡ユニットによって再び20数年前にジャンプアウトしてしまう。その際に彼らから託されたプレート(内容はデータと、古代人からの「いつか会いに行く」というメッセージが入っている)をイネスに残した。その時のショックで記憶を無くし、ネルガル重工の研究者に火星の砂漠で拾われる。
アイちゃんの母親
声:中川玲
アイちゃん(イネス)の母親。木星蜥蜴の襲撃で死亡した。アイちゃんの大好きな人はお母さんである。
サイゾウ
声:菅原淳一
地球にやってきたアキトが1話で世話になっていた、定食屋「雪谷食堂」(中華料理がメイン)の主人。アキトにとって、ホウメイと並ぶもう一人の師匠。またナデシコから逃亡してきたアキト達を、23話で匿ってくれたりもした。
プレミア国王
声:飛田展男
ピースランド王国の国王にして、ルリの実父。ピースランドはスイスランドと並ぶ永世中立国で王政国家だが、その前身はギャンブルや観光を楽しむテーマパークであった。プレミア国王は、そのテーマパーク経営者の曾孫にあたる。長く子宝に恵まれなかったプレミア夫妻は、医学的にでも子供を授かる事を望んだ。それがルリである。しかしその医療施設が、彼らとは何の関係もないテロリストの襲撃に遭い、ルリの受精卵は行方不明に。以後ルリ自身は他の研究所で無事生まれ、ナデシコに乗り込む事となっていくが、プレミア国王はその間子供を何人も授かったがルリの消息を探し続け、作中18話にてやっと発見する事が出来た。
テンカワ夫妻
アキトの両親で、ネルガル研究者。アキトが幼い頃、火星で発生したクーデターに巻き込まれた事により死亡とされていた。真実は、彼らが火星遺跡などの情報を公開しようとした為に、その遺跡の技術やそこから生まれる利益の独占を目的としたネルガルによる謀殺であった。命じたのは当時のネルガル会長、つまりアカツキの父親である。
少女パイロット(イツキ・カザマ)
声:矢島晶子
退艦勧告を受け、ナデシコを去るアキトの代わりに補充されたエステバリスパイロット。ジンタイプに果敢に向かっていったが、そのボソンジャンプに巻きこまれてコックピットごと吹き飛んでしまった。
もともと名前などのキャラ設定は無かったが、後のSSゲームThe blank of 3yearsにのみ、ルートによって異なる設定で再登場する。
久美
声:本井英美
2週間前の月にボソンジャンプしたアキトがお世話になっていた、月の食堂一家の娘。作中に木連の襲撃で、母親を亡くしてしまう。
イケダ
声:真殿光昭
「新艦長コンテスト」を企画した代理店の、「ルリちゃんいいっすよねぇ」とくり返していたイケダと呼ばれる人物。実は『機動戦艦ナデシコ』のプロデューサーである読売広告社の池田慎一がモデルで、本人がルリのファンだったのだそうだ。
SSゲームThe blank of 3yearsでは芸能事務所のプロデューサーとして登場するが…。

[編集] 木星陣営

白鳥九十九(しらとり つくも)
声:関智一
木連の優人部隊少佐。誠実かつ堅物、純情で女性に免疫が無かったが、敵である地球人のミナトと恋に落ちる。地球との和平を目指し奮闘するが、和平交渉の席において親友であったはずの月臣元一朗の凶弾によって倒れる。生前の人気もあったが、草壁中将によって和平交渉の地球側の裏切りによる犠牲者とされ、木連の英雄としてその死を惜しまれることになってしまった。ダイゴウジ・ガイに声(同声優)も外見も良く似ている。
白鳥ユキナ(しらとり ゆきな)
声:大谷育江
九十九の妹。わがままで無鉄砲。擬音を口に出すのが癖で時々視聴者に話しかけてしまう。痴漢を鉄アレイで殴るなどからして、正義感が強い。これは木連育ちということが大きく影響している。ゲキガンガーは嫌いだと公言しており、テレビ漫画に夢中になっている九十九などを見て馬鹿にしていたが、劇場版では亡き兄を想ってか、ゲキガンガーのキーホルダーを鞄に付けていた。戦後はミナトに引き取られて、日本の学校に通っている。劇場版までの間にジュンと仲良くなるが、異性としては意識していない。
劇場版ではジュンを手玉にとり、勝手に独立ナデシコ部隊に合流。ナデシコCで通信士の席に座っていた。
ドラマCD『続・お洒落倶楽部』では姫ちゃんのリボンの野々原姫子とピカチュウをするも続編がデマということに気づかなかった。
月臣元一朗(つきおみ げんいちろう)
声:森川智之
九十九の同僚にして「マジン」「ダイマジン」のパイロット。キザで少々自己陶酔気味な性格。身体能力に優れ、肉体強化された優人部隊の中でも屈指の実力者。草壁の命令により九十九を銃殺するが、のちに熱血クーデター(「熱血とは盲信にあらず」という檄文によって始まったのでこう呼ばれる。檄文の起草者は元一朗)の中心人物となるも、戦闘中に行方不明とされていた。
その後ネルガル重工のシークレットサービスに所属。火星の後継者によって拉致されたアキトを救出し、武術・機動兵器の操縦等を仕込んだ。火星の後継者蜂起後は密かにルリの護衛に就いていて、向かってきた北辰六人衆を圧倒する木連式柔の腕も見せた。劇場版での乗機はアルストロメリアであることから、戦後IFS処理を行っているものと思われる。「火星の後継者」による連合本部襲撃の際、敵機にボソンジャンプによる奇襲を仕掛け、瞬く間に倒す腕を見せた。
草壁春樹(くさかべ はるき)
声:安井邦彦
木連の突撃宇宙軍優人部隊隊長。木連中将。実質的な木連指導者。戦争継続を望み、月臣に白鳥九十九殺害の命令を下す。理想に殉じる信念を持った人物ではあるが、劇場版で秋山に、「自らの理想が他者にとっても理想であると信じて疑わない」人物と評されている。TV版終了後に、月臣や秋山を中心とする若手将校達による熱血クーデターが起こり、決戦の最中自身も出撃し行方不明となっていた。
劇場版では「火星の後継者」の指導者として登場、地球に対して蜂起する。統合軍は木連軍と旧連合陸・海・空軍が再編された軍であったため、元木連軍人が多く賛同し、演算ユニットを得てのボソンジャンプを利用した戦術もあり大勢を優位に運ぶが、ルリの活躍により瞬く間に火星全域の全システムを掌握され完敗。最後は部下の身の案じながらも潔く逮捕された。これには、そもそもの蜂起理由がボソンジャンプの危険性を世間に示す事でもあり、その目的自体は果たせたからでもある。
秋山源八郎(あきやま げんぱちろう)
声:松本保典
優人部隊に所属する戦艦「かんなづき」艦長にして巨大ロボット「デンジン」パイロット。ナデシコと知能戦を繰り広げる。豪快にして沈着冷静、かなりの切れ者で、月臣と共に熱血クーデターの中心人物となった。微妙に間違った諺(「二兎追う者はアブハチ取らず」等)を用いる。
終戦後は連合宇宙軍に出向していた。
高杉三郎太(たかすぎ さぶろうた)
声:三木眞一郎
戦艦「かんなづき」副長。木連将校らしい熱血漢。「デンジン」に乗って出撃するもあえなく撃破されるが、無事脱出している。

[編集] 劇場版の登場人物

[編集] 機動戦艦ナデシコ The prince of darkness

マキビ・ハリ
声:日高のり子
連合宇宙軍少尉で、ナデシコBの副長補佐。11歳。ルリやラピスと同じく遺伝子操作によって生まれた少年である。普段は副長補佐としてサブロウタのフォローに気を配っているが、彼からはおちょくられ気味で端からみるといい漫才コンビである。ルリを姉の様に慕っており、ルリからは弟分として可愛がられている。愛称のハーリーは、ルリが付けた。また劇中からも新たに、ミナトにも懐く様になっていた。
名前の由来は水晶や硝子を指す「玻璃」から。
タカスギ・サブロウタ
声:三木眞一郎
ナデシコBの副長で、連合宇宙軍大尉。元木連優人部隊であるが、熱血クーデター後に、超人的な能力を持つルリの身の安全を危惧した秋山の命令で、ミナト家に引き取られていたルリの護衛として、その近所に住んでいた。その際にサーファーに変装したのがきっかけで、TVシリーズでの硬派な姿から一転、金髪の軟派な姿になる。しかしその変貌した外見とは違い、実直である中身までは変わっていない。木連式武道の優れた使い手で、身体能力も極めて高い。
普段は軽い調子でハーリーをからかいながらも、面倒見の良い兄貴分としてコンビのようになっている。またルリに対してのみ「姫に付き従う騎士」のように振る舞っている。劇中での付き合いから、リョーコとは微妙な関係になっている。火星の後継者との決戦ではスーパーエステバリスを駆り、リョーコやヒカル、イズミの3人とふざけた調子ながらも見事に連携し北辰の部下と戦った。
北辰(ほくしん)
声:山寺宏一
「火星の後継者」の諜報部所属非合法活動部隊「北辰七人衆」の隊長。搭乗機体は夜天光。木連時代は草壁直属の暗殺集団のリーダー。
アキトやユリカを始めA級ジャンパーを事故に見せかけて誘拐した張本人でもある。その因縁もあり、アキトとは幾度も激闘を繰り返すことになる。ナデシコCにより火星全域のシステムが掌握され火星の後継者の敗北が決した中、負けを承知した上で部下と共に登場、アキト達との決着を望む。その際、全システムが掌握された火星の上であって北辰達の機体だけは動けていたが、それは北辰との対決を望むアキトの気持ちを汲んだルリ個人の計らいによるものである。特別版のドラマCDでは北辰の死体(?)が夜天光から無くなっていたという描写が語られている。
北辰六人衆
北辰の部下で、常に行動を共にしている。暗殺術に優れ、木連式抜刀術を使いこなす。また機動兵器・六連では、連携プレーによる攻撃を行う。
ラピス・ラズリ
声:仲間由紀恵
ルリと同じく遺伝子操作によって生まれた少女。年齢は13~16歳。ネルガルの研究所から、「火星の後継者」の北辰達によって拉致されていた。それをアキトが「火星の後継者」を追う過程で彼らの研究所にて発見、救出した。その後、感覚を失ったアキトをサポートする形で行動を共にする事になる。
なお、ラピス・ラズリの和名は「瑠璃」。彼女は、もう一人のホシノ・ルリとも言える。
注意されたいのが、『ラピスとアキトは五感を共感している、「リンク」という設定がある』とする説があるが、それらはSSなどの二次創作が基の、根も葉もない創作である。公式設定においてラピスがアキトの五感に関与しているという設定は一切無い。
ムネタケ・ヨシサダ
声:真殿光昭
地球連合宇宙軍参謀。テレビ版で死亡したムネタケ・サダアキの父親。TV版でも子供の頃のサダアキと写っている若かりし頃の写真が見られた。外見はサダアキそっくりだが、性格は正反対で有能な将官。
アズマ
声:飯塚昭三
統合平和維持軍准将。ターミナルコロニー「アマテラス」の警備責任者。周囲が辟易するほどの熱血漢。戦術に関してはお世辞にも優秀な指揮官とは言えない所が多々あった。火星の後継者の一斉蜂起の際に拘束されたが、以後の経緯は不明。
ヤマサキ・ヨシオ
声:若本規夫
コロニー開発公団の次官だが、実は「火星の後継者」の科学者。生体ボソンジャンプの研究をしている。ユリカを演算ユニットとして組み込み、イメージ伝達率をほぼ100%まで成功させるという非人道的な手段をとった。優秀な科学者だが、その原理を説明する際に少女漫画を用いて、且つ落語調に解説するなどのユーモアの溢れるキャラクターで、不思議と存在感は強かった。
アララギ
声:立木文彦
連合宇宙軍大佐で、戦艦ライラック艦長。月へ向かうルリ達のシャトルに、護衛艦隊を引き連れ現れた。ルリの事を、「宇宙に咲きし白き花」「電子の妖精」「宇宙の宝」と賞賛し、通信時の映像を録画して部下達に見せるつもりだった。彼ら部下達も、同じくルリファンな様である。
また、TVシリーズ19話にも実は出ていた。
お姉さん
声:三石琴乃
ターミナルコロニー「アマテラス」の見学コースのインストラクター。仕事中はカツラをかぶっている。
ヒサゴン
声:林原めぐみ
ヒサゴ・プランのマスコットキャラクター。見学コースの案内を務める着ぐるみ。

[編集] ゲーム版登場人物

[編集] 機動戦艦ナデシコ The blank of 3years

主人公
The blank of 3yearsの主人公、ゲームオリジナルキャラ。TV版最終話のボソンジャンプ後、木連優人部隊の制服を着ていつの間にかナデシコ艦内にいたが記憶喪失。ゲームはマルチシナリオ、マルチエンディングなので展開により素性が異なるが、どのシナリオでもかなり波乱万丈な人生を送っており、この人物の素性が物語の大きなキーになる。殆ど姿が描かれない一人称主体のゲームであることを利用して、ゲームの進め方によっては実は女性だった、と言うケースもある。
イツキ・カザマ
声:矢島晶子
The blank of 3yearsのヒロイン。TV版13話でナデシコを下ろされたアキトの交代要員。テツジンのボソンジャンプに巻き込まれ殉職となっていたが、主人公のポケットから彼女の写真が出てくる。主人公同様に彼女の素性や結末はシナリオの展開次第で異なるゲームオリジナル。
ラビオ・パトレッタ
声:水谷優子
パイロット訓練生の一人。教官となったリョーコの教え子でもっとも優秀。デザインは本編でキャラクター原案をつとめた麻宮騎亜が担当。ナデシコクルーの中ではまともな性格だが、実はゲキガンガー好き。
アサミ・ミドリヤマ
声:今井由香
新人アイドル歌手。本名「アサミ・カザマ」。容姿はイツキと瓜二つ。
神宮司レツ
声:関智一
ガイに瓜二つの青年。実写版ゲキガンガーの天空ケン役に選ばれた。元木連優人部隊所属でジン・シリーズのパイロットだった。おまけシナリオのみに登場。
国分寺ナナコ
声:南央美
ゲキガンガーのヒロイン国分寺ナナコに瓜二つの女性。実写版ゲキガンガーの同名の役に選ばれた。主人公の過去を知っている。おまけシナリオのみに登場。
サファイヤ
声:桑島法子
ゲキガンガーのサファイヤに瓜二つの女性。実写版ゲキガンガーの同名の役に選ばれた。おまけシナリオのみに登場。
アクアマリン
声:水谷優子
ゲキガンガーのアクアマリンに瓜二つの女性。実写版ゲキガンガーの同名の役に選ばれた。おまけシナリオのみに登場。

etc

[編集] 機動戦艦ナデシコNADESICO THE MISSION

シャロン・ウィードリン
声:松谷彼哉
NADESICO THE MISSIONに登場する。ボソンジャンプの独占を企んでおり、火星の後継者の残党と裏で手を組んでいる。クリムゾングループの最高幹部の一人でクリムゾンの会長の孫娘にあたる。ちなみにテレビ版第10話にゲストキャラとして登場したアクアは彼女の異母姉妹である。
南雲義政(なぐも よしまさ)
声:堀内賢雄
火星の後継者のNo.3だった人物。劇場版でも一瞬出ていた。NADESICO THE MISSIONでは逃げ延びた火星の後継者残党を率いていた。
他の言語


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