古代火星文明
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古代火星文明(こだいかせいぶんめい)とは、火星に存在したとされる、人類が誕生するよりも遥か昔に火星に存在していた架空の文明。SF小説や漫画・アニメなどで題材にされることがある。
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[編集] 『機動戦艦ナデシコ』の古代火星文明
アニメ「機動戦艦ナデシコ」に登場するこの文明の科学力は人類を遥かに凌駕するものであり、なぜ遺跡だけを残し、文明の担い手であるはずの生命体が現在の火星に存在しないかは不明。この文明と同レベルの遺跡が木星にも存在するが関連性は不明である。
[編集] 代表的なテクノロジー
- グラビティブラスト
- ディストーションフィールド
- ボソンジャンプ
- チューリップ
- チューリップクリスタル
- 相転移エンジン
[編集] 演算ユニット
- 火星極冠の遺跡にあるボソンジャンプの演算ユニット。すべてのボソンジャンプの処理をしている。蜥蜴戦争末期では激しい争奪戦となった。ナデシコが確保し、ステルス性能を発揮させた戦艦ごと放逐したためにどちらの陣営も手に入れる事が出来なくなり、後の和平にも繋がった。なお、遺跡になくとも演算ユニットは稼動するのでボソンジャンプ自体は出来る。
- 元々人類の技術ではないために火星生まれのA級ジャンパー以外は思うようにジャンプ先のイメージを伝達できなかったが、『機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-』では火星の後継者が確保し、ミスマル・ユリカを翻訳機として演算ユニットと融合させる事で非A級ジャンパーでも自由にジャンプできるようにした。
[編集] 『コブラ』の古代火星文明
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
漫画『コブラ』、およびそれを原作とするアニメ『スペースコブラ』に登場する古代火星文明は優れた科学を持ち、コブラの時代の文明にも大きく影響を与えているとされる超文明。人口増加を抑制するために女性の額にルビーをつけ産児制限を行なう、生きている金属、「ライブメタル」製のアンドロイド、ガイノイドを生み出すといった科学力を持っていた伝えられる。その姿はイースター島のモアイに似る。