植村理葉
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植村理葉（うえむら りよ、1971年 - ）は、下関市生まれのヴァイオリニストである。
目次 |
[編集] 経歴
[編集] 日本での学生時代
4歳からヴァイオリンを始めた。1982年、小学校5年生の時、第36回全日本学生音楽コンクール全国大会小学生の部で第1位を受賞。1987年、桐朋女子高等学校音楽科に入学し、1989年、第58回日本音楽コンクールで第2位を受賞した。また、同年、ロドルフォ・リピツァー賞ヴァイオリン・コンクールに参加したが、第4位だった。千本芳恵、鈴木共子、和波孝禧、小林健次に師事した。
[編集] ドイツ留学とその後
1990年に同高校を卒業した後、文化庁芸術家在外研修員として、ケルン音楽大学に留学し、イゴール・オジムに師事する。1992年、ヨハン・ゼバスティアン・バッハ国際コンクールで第5位、1993年のミケランジェロ・アバド国際ヴァイオリン・コンクールで第1位、1995年のレオポルト・モーツァルト国際ヴァイオリン・コンクールでは1位なしの第2位及びモーツァルト賞を受賞した。1996年から2年間、ローザンヌ音楽院に入学し、ピエール・アモワイヤルに師事する。また、1998年から2年間、ドレスデンのウェーバー音楽院のマスタークラスでマンフレッド・シェルツァーに師事する。
[編集] 近年の活動
ケルン留学以降在欧しており、現在は、ベルリンに住んでいる。2004年、第15回新日鉄音楽賞（フレッシュアーティスト賞）を受賞した。主に日本、ドイツで協奏曲のソリスト、リサイタルなど精力的な演奏活動をしている。2006年には、バッハの無伴奏ヴァイオリンソナタ＆パルティータの全曲演奏会を行った。
[編集] レコーディング
- シューマン：ヴァイオリン協奏曲（ドイツ・ソニー）
