桜天神社
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桜天神社 | |
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所在地 | 愛知県名古屋市中区錦二丁目 |
主祭神 | 菅原道真 |
創建 | 天文7年(1538年) |
例祭 | 3月24・25日 9月24・25日 |
桜天神社(さくらてんじんしゃ)は愛知県名古屋市中区に鎮座する神社。(天満宮)
目次 |
[編集] 由緒
織田信秀が北野天満宮から菅原道真の木像を勧請し、那古野城に設けた祠に奉ったのが始まりとされる。天文7年(1537年)に現在地へ遷座。当時この場所は万松寺の境内でありその鎮守として置かれたが、慶長15年(1610年)の名古屋城築城にあたって万松寺が大須に移った後も、社はそのまま残された。
この地は桜の名所で多くの桜の大樹があった事から「櫻天満宮」「桜天神」と呼ばれる様になった。名古屋城築上の際には加藤清正がこの地に本陣を構えて指揮を取り、また茶会を度々催した事が伝えられている。 桜の大樹は万治3年(1660年)の大火で焼失したが桜天神の名前は残り、やがて現在の桜通の由来となった。
[編集] 時分鐘
万治4年、尾張徳川家二代目藩主徳川光友の命で鐘楼を造り、城下に時を告げるため昼夜12時に鐘を鳴らした。最初の鐘は宝暦13年(1763年)10月26日の火災で焼失。翌明和元年に造り直されたが、明治6年(1873年)に廃止された。
[編集] 近代
明治維新に伴う神仏分離の折に菅原神社と名を改め、終戦後の昭和23年(1948年)に宗教法人天神社となった。平成7年(1995年)、住宅・都市整備公団の再開発事業に伴い一部の建て替えが行なわれ、現在ではビル街の中にこじんまりと存在するが、名古屋三天神の一つに数えられる事から多くの受験生が訪れる。
[編集] 祭事
- 1月1日 元旦祭
- 1月25日 初天神「うそ替え」
- 3月24・25日 春の大祭(献茶祭・献書祭)
- 7月7日 七夕まつり
- 9月24・25日 秋の大祭(献書祭)
- 12月25日 大祓
- 毎月25日に月並祭を斎行している。
[編集] アクセス
[編集] 関連項目
- 桜天神も含めて名古屋三天神と呼ばれる。