林道牛滝線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
林道牛滝線(りんどううしたきせん)とは、和泉山脈に設置されている林道のひとつである。大阪府岸和田市牛滝から和泉葛城山頂付近(和歌山県紀の川市切畑)を結ぶ。
[編集] 概要
牛滝林道は、岸和田市側から和泉葛城山頂への交通アクセスを目的して山林管理用の道路として整備された。「大阪府道40号岸和田牛滝山貝塚線」と接続している。麓の牛滝集落付近の牛滝温泉施設付近に登り口(始点)がある。岸和田市に隣接する貝塚市蕎原(そぶら)からもアクセスが可能であり、途中で合流する。
現在、もうひとつの林道である「岸和田市道本谷林道」(大阪府道39号岸和田港塔原線からの直通区間)同様、市道として岸和田市の予算で維持・管理されている。
なお、和歌山県側には、同じく山林管理用の道路である「紀泉高原スカイライン」(紀の川市神通で主要地方道泉佐野打田線に接続)と「紀の川市道重谷林道」(和歌山県道127号中尾名手市場線と接続)があり、こちらは、紀の川市の予算で維持管理されている。
[編集] 特徴
- 葛城山頂付近の展望が良いため、特に行楽シーズンにおいては、夜間でもそれなりの交通量がある。
- 深夜の時間帯をねらって産業廃棄物などの不法投棄をする悪質なドライバーも中には存在しており、岸和田警察署(大阪府警)が巡回する事がある。
- 2008年現在、携帯電話が使用できない圏外区間となっている。また、街路灯などは整備されていないので、走行の際には、この点に注意が必要。
[編集] 関連項目
- 近畿地方の道路一覧
- 大阪府道39号岸和田港塔原線
- 大阪府道40号岸和田牛滝山貝塚線
- 大阪府道・和歌山県道62号泉佐野打田線
- 和歌山県道127号中尾名手市場線
- 岸和田市
- 貝塚市
- 紀の川市
- 和泉葛城山