村崎太郎
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村崎 太郎(むらさき たろう、1961年 - )は猿まわし師。山口県光市出身。
実父である村崎義正が周防猿まわしの会を再興したのを期に、1979年の高校卒業後に猿まわしの道に入り、猿まわしを演じるニホンザル「次郎」と共に猿まわしの復興に力を注ぐ。後に伝統的な猿まわし芸を発展させ、漫才などの要素を取り入れる。1980年に上京。1981年に大道芸の猿まわしが貴重な民俗芸能として国立劇場に出演。1988年には太郎の膝の上に次郎が手をつく「反省」のポーズがフジテレビのバラエティ番組『笑っていいとも!』で一躍人気を博したことをきっかけにさらなる独自の演出による舞台芸を追求し、1991年には「新三共胃腸薬」(三共・現在の第一三共ヘルスケア)のCMでACC全日本CMフェスティバル優秀賞を、「猿まわし五人衆」の作・演出で文化庁芸術祭大賞を受賞している。
2007年現在は周防猿まわし会から独立。太郎・次郎とその一門による猿まわし団体「太郎倶楽部」をベースに、1996年にオープンした常設劇場「次郎おさるランド」(千葉県市原市・市原ぞうの国内)や各地での巡業での公演などで活動している。
2007年3月17日には太郎と次郎の半生を描いたドラマ「太郎と次郎〜反省ザルとボクの夢〜」(フジテレビ系)が放映され、坂口憲二が村崎太郎役を演じた。なお、このドラマがきっかけとなり、2007年7月9日にドラマのプロデューサーを務めた栗原美和子と結婚している。
[編集] 次郎
次郎(じろう)は村崎太郎とコンビを組むニホンザル。現在は三代目にあたる。
初代は1979年のコンビ結成以後数々の舞台等を経験していたが、1989年に急逝。翌1990年に新たに調教した二代目とコンビを結成する。CM等に出演したのはこの二代目である。二代目は2003年11月8日に死亡。当時「チビ次郎」として出演していた猿が2005年3月に三代目を襲名した。
ちなみに2007年のドラマで次郎役を演じたオス猿の輝(ひかる)は二代目次郎の実の子である。