有村産業
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種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場
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本社所在地 | 〒900-0001 沖縄県那覇市港町2-16-10 |
電話番号 | 098-860-1900 |
設立 | 昭和25年11月1日 |
業種 | 海運業 |
事業内容 | 近海旅客・貨物海運業 |
代表者 | 代表取締役社長 佐竹利明 |
資本金 | 1億100万円(2006年3月31日現在) |
売上高 | 56億円1250万2000円(2005年3月期) |
従業員数 | 129人(2005年3月31日現在) |
決算期 | 3月 |
主要株主 | 沖縄電力15%、昭和瀝青工業14.5、従業員持株会12%、日下部建設10%、来島どっく10%(2005年3月31日現在) |
有村産業(ありむらさんぎょう)は沖縄県那覇市港町に本社を置く海運会社。
沖縄カーフェリーの愛称を持つ
目次 |
[編集] 沿革
- 1950年11月 - 設立。
- 1974年 - 大阪~沖縄航路を開設。
- 1975年 - 沖縄~宮古~石垣~台湾航路を開設。
- 1999年6月23日 - 那覇地方裁判所に会社更生法の申請手続。負債総額は290億9205万円。
- 2008年5月23日- 原油価格の高騰により会社更生計画の変更を債権者集会へ通知していたが大口債権者の独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構(旧船舶整備公団→運輸施設整備事業団)が変更に反対し事実上の破産が決定。
- 2008年5月27日 - 取引のあった石油会社から現金決済のみを燃油供給の絶対条件に提示された為、フェリーの無期限運航休止と貨物船の売却を決定。今後は新会社を沖縄県や宮古島市、石垣市などの自治体や就航先である台湾内企業からも国内外を問わずに協力を求め設立し琉球海運への事業譲渡か統合を模索する模様だが琉球海運や沖縄県は難色を示している。
- 2008年6月6日 - 全航路運航停止。
[編集] 航路
台湾方面へは、船内設備の出国準備を行うため一旦那覇港で下船の必要がある。
- 名古屋港 - 大阪港 - 那覇港 - 平良港(宮古島) - 石垣港(石垣島) - 基隆港(台湾) - 那覇港 - 石垣港 - 平良港 - 那覇港 - 名古屋港
- 名古屋港 - 大阪港 - 那覇港 - 平良港 - 石垣港 - 高雄港(台湾) - 那覇港 - 名古屋港
[編集] 船舶
- クルーズフェリー飛龍(16,480t 25ノット)
- クルーズフェリー飛龍21(14,700t 24.3ノット)
- フェリー海龍(貨物)