有働克也
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有働克也 |
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基本情報 | |
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国籍 | 日本 |
出身地 | 兵庫県神戸市長田区 |
生年月日 | 1969年9月24日(38歳) |
身長 体重 |
182cm 90kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
守備位置 | 投手 |
プロ入り | 1991年 ドラフト3位 |
初出場 | 1992年4月23日阪神戦(横浜) |
最終出場 | 1997年10月2日横浜戦(ナゴヤD) |
経歴 | |
■Template ■ウィキプロジェクト 野球選手 |
有働 克也(うどう かつや、1969年9月24日-)はプロ野球・横浜ベイスターズなどに所属した元投手であり、現在は横浜打撃投手。背番号103。1996年のみ登録名「有働勝次」。
目次 |
[編集] 来歴・人物
兵庫県神戸市長田区出身。神港学園時代は目立たぬ存在だったが、大阪経済大学に入り素質が開花。1年生春にMVPを獲得するなど、通算26勝を記録しベストナインにも3度選出された。
1991年のドラフト3位で横浜(当時は大洋)に入団すると、1年目からローテーション投手として活躍。特に1993年・1994年と2年連続開幕投手を務めた(1993年は横浜ベイスターズと球団名が変更になっての初の開幕投手)。
1996年は防御率8点台と不振に終わり球団から予想外の戦力外通告を受けた。この際兄貴分の佐々木主浩が球団に猛抗議、一時は退団、メジャー挑戦もほのめかした。翌1997年に中日ドラゴンズへテスト入団をしたが、2軍での活躍が主で1軍ではわずか1勝にとどまった。
1999年オフに戦力外通告となり、オリックスの入団テストを受けるも不合格、翌2000年に台湾・和信ホエールズ(現・中信ホエールズ)へ移籍した。退団後はヤクルトスワローズの打撃投手を経て、2004年から古巣横浜の打撃投手となり現在に至る。
[編集] エピソード
- ジュニアオールスター・オールスター・東西対抗の全てに1度ずつ選出されているが、いずれも敗戦投手になるという、珍記録を持っている。
- ジュニアオールスターではイチローに満塁本塁打を、新庄の初スタメン初打席には初球本塁打を献上し、日本人野手初のメジャーリーガー誕生に一躍買っている。
[編集] 通算成績
年度 | 球団 | 背番 | 登板 | 完投 | 完了 | 当初 | 勝利 | 敗戦 | 打者 | 投球回 | 安打 | 本打 | 四球 | 死球 | 奪三 | 失点 | 自責 | 防御率 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1992 | 大洋 | 10 | 19 | 1 | 1 | 8 | 3 | 6 | 275 | 61 1/3 | 62 | 7 | 35 | 4 | 38 | 36 | 34 | 4.99 | ||
1993 | 横浜 | 25 | 1 | 0 | 19 | 6 | 6 | 487 | 122 2/3 | 98 | 13 | 36 | 5 | 69 | 48 | 45 | 3.30 | |||
1994 | 14 | 28 | 2 | 0 | 20 | 8 | 7 | 556 | 130 | 150 | 14 | 40 | 3 | 57 | 49 | 49 | 3.39 | |||
1995 | 22 | 0 | 3 | 15 | 4 | 7 | 348 | 78 2/3 | 94 | 7 | 34 | 0 | 35 | 47 | 47 | 5.38 | ||||
1996 | 14 | 1 | 1 | 9 | 1 | 3 | 200 | 40 | 71 | 4 | 18 | 3 | 12 | 39 | 37 | 8.33 | ||||
1997 | 中日 | 42 | 19 | 0 | 5 | 3 | 1 | 4 | 153 | 37 1/3 | 39 | 2 | 11 | 2 | 20 | 17 | 17 | 4.10 | ||
1998-1999 | - | |||||||||||||||||||
通算 | 127 | 5 | 10 | 74 | 23 | 33 | 2019 | 470 | 514 | 47 | 174 | 17 | 231 | 236 | 229 | 4.39 |
[編集] タイトル・表彰
- 初登板 1992年4月23日阪神戦(横浜)4-9 8回より登板、1回無失点
- 初完投・初勝利 1992年5月3日中日戦(横浜)10-1 被安打7 奪三振7 四死球2
[編集] 関連項目
横浜大洋ホエールズ(現・横浜ベイスターズ) 1991年ドラフト指名選手 |
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1位:斎藤隆 / 2位:永池恭男 / 3位:有働克也 / 4位:斉藤肇 / 5位:石本豊 / 6位:三浦大輔 / 7位:山根善伸 / 8位:川北和典 |