日色ともゑ
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日色 ともゑ（ひいろ ともゑ、1941年6月4日 - ）は劇団民藝所属の女優。本名は中園ともゑ。東京都出身。
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[編集] 略歴
[編集] 人物
小学生の時に観た映画『原爆の子』（新藤兼人監督作）に心を打たれたことが役者を目指す原点となる。自身も戦争で祖母と叔父、叔母を亡くしており、近年も平和の尊さを訴える朗読劇に積極的に参加している。
『大草原の小さな家』の吹き替えの依頼が来た当初は声優の経験がほとんど無かったことから自信が持てなかったので、1クール（22話分）だけのつもりで引き受けたという。しかし番組は好評で十年を越す長寿番組になり、共演した子役たちからは現在も「お母さん」と慕われ、交流が続いているという。
公演で新潟県を訪れた際とても好評だったことがきっかけで、近年は農業教室も開いており、自ら栽培し収穫した米は「ともゑ米」の銘柄にもなっている。
[編集] 主な出演作
[編集] テレビドラマ
- 旅路（NHK朝の連続テレビ小説、1967年）
- ライオン奥様劇場「影の車」（1971年）CX
- 花王愛の劇場「婚期」（1973年）TBS
- われら青春!（1974年 日本テレビ・東宝）
- 太陽にほえろ! 第140話「故郷の父」（1975年 日本テレビ・東宝）
- ライオン奥様劇場・冬の旅（1976年）CX
- 土曜ワイド劇場
- 「人それを情死と呼ぶ」（1977年）テレビ朝日
- 「歪んだ星座」（1979年）テレビ朝日
- 銀河テレビ小説・ガラスのうさぎ（1980年）NHK
- 火曜サスペンス劇場「たそがれに標的を撃て」（1982年）日本テレビ
- 木曜ゴールデンドラマ「あなたはわが子を守れるか」（1983年）日本テレビ
- 月曜ワイド劇場「十七歳非行妻」（1985年）テレビ朝日
- 大草原の小さな家（キャロライン・インガルス役、日本語吹替）
[編集] 映画
- 黒部の太陽（1968年 三船プロダクション・石原プロモーション・日活）
- 喜劇 大泥棒（1971年 松竹）
- 喜劇 命の値段（1971年 松竹）
- 喜劇 怪談旅行（1972年 松竹）
- 群上一揆（2000年 映画『群上一揆』製作委員会）
[編集] その他のテレビ番組
- 「スター千一夜」（フジテレビ）
- 「森田一義アワー 笑っていいとも!」（フジテレビ） － ※テレフォンショッキングゲスト
- 「知ってるつもり?!」（日本テレビ）
- 「ファミリージャーナル」（NHK教育）
- 「今夜なに色?」（読売テレビ）
[編集] 著書
- 宇野重吉一座・最後の旅日記（小学館文庫）
