承子内親王
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承子内親王(しょうし/つぎこないしんのう、天暦2年4月21日(948年6月1日) - 天暦5年7月25日(951年8月30日))は、平安時代中期の皇族。村上天皇の第1皇女で、母は中宮藤原安子(藤原師輔女)。同母弟妹に冷泉天皇・円融天皇・為平親王・輔子内親王・資子内親王・選子内親王がおり、異母弟妹に規子内親王・具平親王らがいた。
天暦3年(949年)2月内親王宣下を受け、政所別当に藤原清正・橘隆平が補された。同年11月魚味始の儀を行い、天暦4年(950年)10月袴着の儀を行う。このとき父の村上天皇は飛香舎(藤壺)に出て袴の腰を結んだ。天暦5年(951年)7月25日、4歳で薨去。