悲しいうわさ
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悲しいうわさ I Heard It Through The Grapevine |
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グラディス・ナイト&ザ・ヒップス の シングル | ||
リリース | 1967年 | |
ジャンル | ポップス | |
レーベル | Soul | |
チャート最高順位 | ||
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悲しいうわさ I Heard It Through The Grapevine |
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マーヴィン・ゲイ の シングル | ||
リリース | 1968年 | |
ジャンル | ポップス | |
時間 | 3分11秒 | |
レーベル | Tamla | |
チャート最高順位 | ||
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悲しいうわさ(かなしいうわさ。原題はI Heard It Through The Grapevine)は、アメリカのポップスグループ・グラディス・ナイト&ザ・ヒップス(Gladys Knight & The Pips)が1967年にリリースしたシングル。また、アメリカのミュージシャン・マーヴィン・ゲイが1968年にリリースしたシングル。作詞および作曲は、ノーマン・ホイットフィールド(Norman Whitfield)とバレット・ストロング(Barrett Strong) 。
[編集] 解説
グラディス・ナイト&ザ・ヒップスのヴァージョンは、ビルボード(Billboard)誌では、1967年12月16日に、週間ランキング最高位の第2位を獲得。ビルボード誌1967年年間ランキングでは第9位。ビルボード誌の集計では、グラディス・ナイト&ザ・ヒップスにとっては、「夜汽車よ!ジョージアへ(Midnight Train To Georgia)」に次ぐヒット曲となった。
マーヴィン・ゲイのヴァージョンは、ビルボード誌では、1968年12月14日に、週間ランキング第1位を獲得。以後7週連続でチャート1位を獲得した。ビルボード誌1968年年間ランキングでは第2位。ビルボード誌の集計では、マーヴィン・ゲイ最大のヒット曲である。
ロック時代(1955年7月9日以降)で、唯一2年連続ビルボード誌年間トップ10に入った曲である。
「悲しいうわさ」を最初にレコーディングしたのは、スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズ(Smokey Robinson & The Miracles)だった。しかし、スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズはシングルとして発売しなかった。続いて、マーヴィン・ゲイがレコーディングし、最後にグラディス・ナイト&ザ・ヒップスがレコーデイングした。リリースは、グラディス・ナイト&ザ・ヒップスのヴァージョンが最初だった。
[編集] 参考文献
- フレッド・ロビンソン著・守屋須三男監修・加藤秀樹訳『ビルボード年間トップ100ヒッツ 1956-1990』音楽之友社、1994年2月10日、ISBN 4-276-23631-2