後藤昭
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後藤 昭(ごとう あきら、1950年 - )は、日本の法学者。専門は刑事法。学位は法学博士。 日本刑法学会理事、法と心理学会理事長、法科大学院協会常務理事。元弁護士。
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[編集] 来歴
公設弁護人制度や、上訴制度の研究で有名。一橋大学では鴨良弼、東京大学大学院では松尾浩也に師事。一橋大学法科大学院の創設に尽力。2004年大学院法学研究科法務専攻長(法科大学院長)に就任。
[編集] 学歴
- 1973年 一橋大学法学部卒業
- 1975年 司法修習修了(第27期)
- 1983年 東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了、法学博士(学位論文「刑事控訴立法史の研究―控訴審構造論の再検討のために―」)
[編集] 職歴
- 1981年 千葉大学法経学部助手
- 1984年 千葉大学法経学部助教授
- 1992年 千葉大学法経学部教授
- 1999年 一橋大学大学院法学研究科公共関係法教授
- 2004年 一橋大学大学院法学研究科法務専攻教授、法科大学院長(2007年3月まで)
[編集] 著作
- 『刑事法演習』(平川宗信と共編著)(有斐閣、2008年2月)
- 『法科大学院ケースブック刑事訴訟法(第2版)』(加藤克佳、川崎英明、白取祐司、高田昭正、村井敏邦と共著)(日本評論社、2007年4月)
- 『わたしたちと裁判(新版)』(岩波書店、2006年10月)
- 『刑事訴訟法(第四版)』(上口裕、安冨潔、渡辺修と共著)(有斐閣、2006年4月)
- 『実務家のための裁判員法入門』(四宮啓、西村健、工藤美香と共著)(現代人文社、2004年12月)
- 『捜査法の論理』(岩波書店、2001年3月)
- 『基礎演習刑事訴訟法』(上口裕、安冨潔、渡辺修と共著)(有斐閣、1996年4月)
- 『現代令状実務25講』(村井敏邦と共編著)(日本評論社、1993年10月)
- 『刑事控訴立法史の研究』(成文堂、1987年5月)
[編集] 主要論文
- 「裁判員制度に伴う上訴の構想」(一橋法学2巻1号、2003年)
- 「公的弁護制度」(刑事訴訟法の争点(第3版)、2002年)
- 「予備的訴因と訴訟条件」『松尾浩也先生古稀祝賀論文集下巻』(有斐閣、1998年)
- 「「疑わしきは被告人の利益に」ということ」(一橋論叢117巻4号、1997年)
- 「捜査法理論の一つの方法」(法律時報69巻9号、1997年)
- 「取調べ受認義務否定論の展開」『平野龍一先生古稀祝賀論文集下巻』(有斐閣、1991年)
- 「控訴審における破棄と事実の取調べ」『刑事裁判の復興・石松竹雄判事退官記念論文集』(勁草書房、1990年)
- 「自由心証主義・直接主義と刑事控訴」(千葉大学法経論集2巻2号、1988年)