弔鐘はるかなり
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『弔鐘はるかなり』(ちょうしょうはるかなり)は、日本のハードボイルド・推理作家北方謙三の長編ハードボイルド小説、冒険小説、アクション小説。
目次 |
[編集] 出版履歴
[編集] 文庫
[編集] 漫画
※作画・影丸譲也
- 1984年12月 実業之日本社より「弔鐘はるかなり 1」刊行。
- 1985年1月 実業之日本社より「弔鐘はるかなり 2」刊行。
- 1985年4月 実業之日本社より「弔鐘はるかなり 3」刊行。
- 1985年7月 実業之日本社より「弔鐘はるかなり 4」刊行。
[編集] 概要
北方謙三のハードボイルド小説でのデビュー作。大学時代より純文学を執筆していた北方だが、「本当に書きたいものを書くラストチャンス」として長編エンターテイメントの執筆に着手。3作書き上げた中から、『第二誕生日』という作品を手直しして出すことになり、『弔鐘はるかなり』と改題。初出版がいきなり長編という、異例のデビューとなる。帯コピーは“ハードボイルドの新星”。
上記のコメントのように、北方は本書の発表により純文学と決別、以後『ブラディ・ドール』シリーズや『檻』などのベストセラー作品を多数発表、日本を代表するハードボイルド作家となる(しかし、当初はハードボイルドを書いているつもりはなく、日活映画のようなアクションものを意識していたという。実際、北方はアメリカン・ハードボイルドの大御所、レイモンド・チャンドラーの名さえ知らなかったという)。
[編集] あらすじ
元刑事がかつての敵を追う。そのうちに、4年前の不可解な事件の黒幕が浮かび上がる。
[編集] 登場人物
[編集] 関連項目
- M16(梶、高崎が使用)