廃品回収
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廃品回収(はいひんかいしゅう)とは、再生可能な資源となる廃品を、再生する目的で回収すること。また回収することにより対価を得ること。ちり紙交換も廃品回収の一種であると言える。町内会や学校で行うことが多く、これが財源となる。
回収の対象となるものは主に新聞紙や段ボール紙などの紙資源や、瓶、タイヤなどが一般的。
軽トラックを使って回収して回ることが多い。また、作業を短時間で終わらせるために、回収作業を地域の子供たちに手伝わせることが多い。子供たちの人数が多い場合、子供たちは歩いて移動することになる。 回収作業が長時間にわたることもあり、移動距離もそれに比例して大きくなることから、疲れを理由にして軽トラックの荷台に乗せてほしいという主張がなされることが稀にあるが、非常に危険である上に、たとえ短距離であってもその状態で公道を走行すると道路交通法違反となる。
一方、民間の廃品回収業者では、詐欺問題や不法投棄問題が多数発生しており、地方自治体からも利用に対する警告が出ている。