岡野友彦
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岡野 友彦(おかの ともひこ、1961年5月-)は、日本の歴史学者である。皇學館大学文学部教授。博士(歴史学)。神奈川県出身。
専門は日本中世史。久我家を中心に、中世公家領荘園を研究テーマとする。またそこから源氏長者の研究に及び、王権論や皇室問題に関する論著もある。
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[編集] 略歴
- 1984年 國學院大學文学部史学科卒業
- 1988年 東京都文化振興会江戸東京博物館資料収集室主事(~1991年)
- 1989年 國學院大學大学院文学研究科日本史学専攻博士課程単位取得満期退学
- 1991年 東京都歴史文化財団主事(江戸東京博物館学芸員)
- 1995年 皇學館大學文学部専任講師
- 1999年 皇學館大學文学部助教授
- 2004年 論文「中世久我家と久我家領荘園」によって、國學院大學より博士(歴史学)の学位を取得
- 2005年 皇學館大学文学部教授
[編集] 著書
[編集] 単著
- 『家康はなぜ江戸を選んだか』(江戸東京ライブラリー9) 教育出版株式会社 1999年9月
- 『中世久我家と久我家領荘園』 続群書類従完成会 2002年10月
- 『源氏と日本国王』(講談社現代新書) 講談社 2003年11月
[編集] 共著
- 『南北朝史100話』(小川信監修) 立風書房、1991年10月
- 『柏市史 原始・古代・中世編』 柏市教育委員会、1997年3月
- 『その時歴史が動いた32』(NHK取材班編) KTC中央出版、2005年4月