岡田節人
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岡田 節人(おかだ ときんど、1927年2月4日 - )は、発生生物学者。JT生命誌研究館前館長、京都大学名誉教授。理学博士。兵庫県生まれ。
一般向けの著書も意欲的に書いており、クラシック音楽好きでもあり、その名は広く知られている。
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[編集] 略歴
- 1950年 京都大学理学部動物学科卒業
- 1954年 京都大学理学部動物学科助手(動物学第三講座)
- 1957年 エジンバラ大学動物遺伝学研究所留学
- 1960年 京都大学理学部動物学科講師(動物学第三講座)
- 1961年12月 京都大学理学部動物学科助教授(動物学第三講座)
- 1964年 米国カーネギー発生学研究所留学
- 1967年8月 京都大学理学部動物学科教授(発生生物学講座)
- 1968年4月 京都大学理学部生物物理学科教授(原形質物性学講座 動物学科発生生物学講座教授兼任(1971年5月まで))
- 1984年9月 定年退官
- 1984年 岡崎国立共同研究機構基礎生物学研究所所長
- 1985年4月 京都大学名誉教授
- 1989年 岡崎国立共同研究機構長
- 1990年 退官
- 1993年 JT生命誌研究館館長(2003年3月まで)
[編集] その他の役職
- 1977-1983年 日本発生生物学会会長
- 1981-1985年 国際発生生物学会会長
- 1990年、スペイン王立科学アカデミー会員
- 1990年 インド科学アカデミー会員
- 1991-1996年国際生物科学連合副総裁
[編集] 受賞歴・叙勲歴
[編集] 著書
- 細胞の社会 生命秩序をさぐる 講談社, 1972 (ブルーバックス)
- 試験管のなかの生命 細胞研究入門 岩波新書, 1976
- がん細胞 その奇妙なふるまい 東京大学出版会, 1979
- 動物の体はどのようにしてできるか 発生生物学入門 岩波新書, 1981
- 生命科学の現場から 新潮選書, 1983
- 発生における分化 岩波書店, 1985
- 学問の周辺 私の生物学小史 佼成出版社, 1991
- からだの設計図 プラナリアからヒトまで 岩波新書, 1994
- 生命体の科学 テクノロジーと文化 人文書院, 1994
- アルマ・マーラーに恋した生物学者 生命の響き 哲学書房, 2000
- 生物学の旅 始まりは昆虫採集! 新潮選書, 2000
- ヒトと生きものたちの科学のいま 岩波書店, 2001
[編集] 共編著
- 細胞に刻まれた未来社会 田原総一朗 朝日出版社, 1985 (週刊本)
- 脊椎動物の発生 編 培風館, 1989
- 生物学個人授業 南伸坊 新潮社, 1996 のち文庫
- <構造>としての身体 進化・生理・セックス 河出書房新社, 1997
[編集] 翻訳
- 発生 そのメカニズム J.D.イバート、I.M.サセックス 岡田瑛共訳 岩波書店, 1967
- 発生と分化の原理 C.H.ウォディントン 岡田瑛共訳 共立出版, 1968