山本文郎
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山本 文郎(やまもと ふみお、1934年12月23日 - )は、日本のアナウンサー。愛称は文さん(ぶんさん)。自らの個人事務所である、オフィスぶん所属。
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[編集] 来歴
東京都出身。父親は開業医だったが、戦時中召集され、広島陸軍病院勤務中の1945年8月6日被爆。全身大火傷を負い15日後に亡くなった。
東京都立九段高等学校を経て早稲田大学第一文学部国文学科卒業。1957年、TBSにアナウンサーとして入社した。
テレビ・ラジオの音楽・演芸番組を中心に活動した後、1976年からは報道番組『テレポートTBS6』キャスターを11年務め、TBS夕方の顔として茶の間の人気を博す。1987年から全国ネットのワイドショー『モーニングEye』司会となり、こちらでも9年間「朝の顔」として親しまれた。
1994年に定年退職し、現在はフリーアナウンサーとして活動する。
タモギダケ茶を愛飲し、その効用を商品化するべく緑茶とブレンドした「文さんの健康抹茶」の商品開発に携わり、通信販売などで売られている。
2006年には、北海道旭川市の旭川夏まつりの関連イベント「大雪さんろくまつり」実行委員会の顧問に就任した。
[編集] 芸能界最高齢再婚
1997年の元旦に夫人に突然の病で先立たれた山本は、2008年1月、離婚歴のある43歳の女性との再婚を発表。かつて山本が『こども音楽コンクール』の司会をしていた時に知り合ったこの女性の結婚披露宴の司会を務め、2007年に彼女の離婚を年賀状で知り、相談を受けているうちに愛が芽生えたという。同時に中学生と小学生の父親となった。
これは芸能界最高齢での再婚であり、上原謙、中村富十郎の66歳という記録を7歳も更新した。
[編集] 出演番組
[編集] TBS時代の出演
- こども音楽コンクール
- テレポートTBS6
- モーニングEye
- スペースJ
- TBS歌のグランプリ(1967年7月地上波で放送し、CS・TBSチャンネルで2005年6月19日と22日に再放送されたが、この回では東京都新宿区歌舞伎町からの中継リポーターとして登場した)
- 輝く!日本レコード大賞(1991年~1994年)
- 落語特選会(ラジオ)
[編集] フリー転身後の出演
- 午後は○○おもいッきりテレビ(日本テレビ)
- 素顔が一番!(日本テレビ) - ~2005年3月
- わいわいティータイム(TBS) - 1997年4月~9月
- 特選名品館(TBS)
- 徳光&史朗の暴走おやじアナ(テレビ朝日)- 2003年~2007年:年1回ペース
- 医者がすすめる専門医(BS-i)
- オジサンズ11(日本テレビ) - 2008年1月28日初出演