尾上駅
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尾上駅(おのええき)は、かつて兵庫県加古川市尾上町今福にあった日本国有鉄道(国鉄)高砂線の駅である。
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[編集] 駅概要
単式ホーム1面1線を有していた地上駅。無人駅で、無人化された後に待合室は開放型の簡易な物に立て替えられた。それまでは、同線の途中駅では唯一、1970年代後半まで木造の駅舎が残っていた。入り口には改札用の柵が残されていて、使用済の乗車券の投入箱が架けられていた。
駅のすぐ横には山陽電気鉄道が築堤上を走っており、駅の西約200mの位置に山陽電気鉄道尾上の松駅があり、乗り換えが可能であった。
また当駅から神戸製鋼所加古川事業所まで専用線を2路線敷設する計画もあったが、実現しなかった。その軌道敷地が一部道路となり残存する。
廃止後もホームの跡がしばらくの間残っていたが、現在は撤去されている。
[編集] 駅周辺
[編集] 歴史
- 1913年(大正2年)12月1日 - 播州鉄道の尾上駅(一般駅)として開業。
- 1914年(大正3年)9月25日 - 移転、尾上停留場に降格。
- 1923年(大正12年)12月21日 - 播丹鉄道に譲渡。
- 1929年(昭和4年)9月4日 - 尾上駅に昇格。
- 1943年(昭和18年)6月1日 - 播丹鉄道線が国有化され、国鉄高砂線の駅となる。
- 1959年(昭和34年)8月20日 - 貨物の取扱いを廃止(旅客駅となる)。
- 1970年(昭和45年)10月1日 - 荷物の取扱いを廃止。
- 1984年(昭和59年)12月1日 - 廃止。
[編集] 位置情報
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
高砂線(廃線) |
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加古川 - 野口 - 鶴林寺 - 尾上 - 高砂北口 - 高砂 - (貨)高砂港 |