小川順子
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小川 順子(おがわ じゅんこ)は、日本の元演歌・アイドル歌手。広島県呉市仁方町出身。
1975年、徳間音工からデビュー。軽いハスキーな声を回すようにして歌う独得の歌唱が受け、同年『夜の訪問者』が大ヒットした。この年第17回日本レコード大賞他、多くの新人賞を受賞した。続く『男の世界』もまずまずのヒットであった。当時は"第二の藤圭子"といわれ、自身も本格的な演歌を望んでいた。しかし会社の方針で正統派の演歌を歌わないまま、その後はヒットに恵まれず、医師と結婚し3年で芸能界を引退した。少し先輩となる浅田美代子と仲が良く、現在も浅田の話に時折名前が出る。小川の娘がニューヨークの大学を卒業した2007年には、浅田は小川と一緒に卒業式に参加したという。(はなまるマーケット、2007年8月2日)
[編集] シングル
- 夜の訪問者 c/w 恋はひとりぼっち(1975年4月)
- 男の世界 c/w さみしい夜の出来事(1975年)
- 恋もあなたもさようなら c/w 愛はうしろ姿(1975年)
- 過ち c/w 忘却旅行(1976年5月)
- お返事下さい c/w 煙草のけむり(1976年)
- 夕陽 c/w 誰も悪くないのに(1976年)
- (フジテレビ系連続ドラマ「刑事物語・星空に撃て!」主題歌)
[編集] アルバム
- 夜の訪問者
- 涙色の世界・小川順子オリジナルファースト