富田景政
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富田 景政(とだ かげまさ、生年不詳 - 1593年)は戦国時代の武将。
富田景家の次子で、眼病を患ったため剃髪した兄・富田勢源より家督を譲られた。はじめ朝倉家に仕えていたが、その没落後は前田利家に仕えた。
「賤ヶ岳の戦い」で子の景勝が戦死したため、同じく朝倉家に仕えていた山崎家より迎えた養子が、後に「名人越後」と称される富田重政である。
弟子には一刀流の流祖・伊藤一刀斎の師となる鐘捲自斎(富田勢源の弟子との説もある)がいる。
[編集] 関連項目
[編集] 参考文献
- 「歴史読本 特集 秘伝!武芸流祖録」、新人物往来社、152-153頁、1993年11月号。
- 「別冊歴史読本 読本シリーズ7 日本伝承武芸流派読本」、新人物往来社、58-65頁、1994年。