家庭 (映画)
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家庭 Domicile conjugal |
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監督 | フランソワ・トリュフォー |
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製作 | マルセル・ベルベール |
脚本 | フランソワ・トリュフォー クロード・ド・ジヴレー ベルナール・ルヴォン |
出演者 | ジャン=ピエール・レオ クロード・ジャド |
音楽 | アントワーヌ・デュアメル |
撮影 | ネストール・アルメンドロス |
編集 | アニエス・ギュモ |
公開 | 1970年9月9日 1982年4月27日 |
上映時間 | 98分 |
製作国 | フランス |
言語 | フランス語 |
前作 | 夜霧の恋人たち |
次作 | 逃げ去る恋 |
allcinema | |
Variety Japan | |
IMDb | |
『家庭』(原題:Domicile conjugal)は、フランソワ・トリュフォーの監督による、1970年のフランスの長編映画である。「アントワーヌ・ドワネルの冒険」4作目。前作『夜霧の恋人たち』の完成試写会で挨拶に立ったアンリ・ラングロワが「次はこの恋人たちを結婚させるべきだ」と言ったことを受けて作られた。
[編集] キャスト
- アントワーヌ・ドワネル:ジャン=ピエール・レオ
- クリスチーヌ・ダルボン:クロード・ジャド
- ダルボン夫人:クレール・デュアメル
- ダルボン氏:ダニエル・セカルディ
- キョーコ・ヤマダ:松本弘子
- ”絞殺魔”:クロード・ヴェガ
- 借金男:ジャック・ロビオール
[編集] ストーリー
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
[編集] 解説
- 子どもが産まれた日にアントワーヌがレストランで一人で食事をするシーンのとき、隣のテーブルに座っている女性は『映画術 ヒッチコック/トリュフォー』でヒッチコックとトリュフォーの通訳をしたヘレン・スコット。
- その後アントワーヌが電話したジャン・ユスターシュは実在の映画監督。実際にジャン=ピエール・レオとは遊び仲間だった。
- キョーコが日本語で書き残したメモの言葉「勝手にしやがれ」は無論ジャン=リュック・ゴダール監督の『勝手にしやがれ』(原題は「息切れ」の意)の邦題をもじったものであるが、トリュフォーによれば「特に意味のないダジャレ」だそうである。
- ”絞殺魔”がデルフィーヌ・セイリグの声真似で演じるのはアラン・レネ監督『去年マリエンバートで』と前作『夜霧の恋人たち』の名場面。
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