宮城まり子のチャリティーテレソン
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宮城まり子のチャリティーテレソンは、1975年3月に当時の近畿放送(現・京都放送=KBS京都)テレビが実施した日本初のチャリティーテレビ番組イベントである。(テレソンとはテレビとマラソンを組み合わせた造語でテレビの長時間番組でよく採用されている)
女優で、肢体不自由児の社会福祉施設「ねむの木学園」を主宰する宮城まり子が司会を務め、身体障害者の社会参加を呼びかける趣旨のもとで24時間のチャリティーテレビ番組を実施。その反響は凄まじく、視聴者から集められた浄財は4600万円を超えたという。
更にその6年後、1981年4月には同社の開局30周年と愛称「KBS京都」制定、並びに国際障害者年の開催を記念し、これよりも長い30時間に渡る「宮城まり子の30時間チャリティーテレソン」を開催した。
おそらく同局の「かたつむり大作戦」のルーツともなっていると思われる。