奥井成一
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奥井 成一(おくい しげかず、1925年1月27日 - )は、プロ野球・大阪タイガース(現阪神タイガース)の元内野手。引退後、名マネージャーとして活躍し、球団の資料部長などを務めた。現在、ベースボール・マガジン社顧問。大阪府大阪市出身。
[編集] 来歴・人物
旧制大阪府立生野中学校卒業後、故郷の岡山で家業の鉄工所を継ぎながら、実業団野球チーム「オール玉野」で遊撃手をしていたところ、プロのスカウトの目にとまり、1948年、タイガースに入団。背番号24をつけ、主に二塁手として34試合に出場。打率2割8分6厘という成績を残したが、けがのため1年プレーしただけで引退した。
翌1949年からフロント入りし、マネージャーを務めた後、球団の業務部長、管理部長、資料部長など要職を歴任。1991年に定年退職した。タイガースの「生き字引」と呼ばれるほどの博識家で、選手や担当記者にも慕われた。