大曲輝斎
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大曲 輝斎（おおまがり てるよし、1974年10月15日 - ）は、宮崎県西諸県郡出身のプロボクサーである。右ボクサーファイター。ヨネクラボクシングジム所属。
[編集] 略歴
- 1993年4月プロデビュー。
- 2001年10月の第15回KSD杯トーナメント・ウェルター級で優勝。
- 2002年11月、第16回A級トーナメント・ウェルター級で日高和彦を下し優勝。8連続KO勝利で日本ウェルター級2位に浮上。
- 2005年9月23日、湯場忠志の持つ日本ウェルター級王座に挑戦。1R40秒KO勝利で王座を奪取。
- 2006年3月21日、同級2位竹中義則を2RKOで下し初防衛。
- 2006年9月19日、同級5位の新井恵一に苦戦の末逆転の9RKO勝利で2度目の防衛。
- 2007年1月3日のボクシング・グランプリ2007、対アレハンドロ・ガルシア戦でKOを決め、2007年現在タイトル獲得、2度の防衛を含め現役日本人最長となる12連続KOとなった。
- 2007年1月24日、眼筋マヒの治療のため3度防衛したタイトルを返上。
[編集] 印象的な２つの試合
- 当時の日本ウェルター級王者湯場忠志との一戦では、ゴングが鳴るまで背を向けて集中していた湯場の虚を突き、ゴング開始と同時にダッシュしてパンチ一発で湯場からダウンを取った。そして、ダメージの残る湯場から二度目、三度目のダウンを続けて取り、パンチ三発で三回のダウンを取った末KO勝ちを収めた。
- 二度目の日本王座防衛戦では、大曲圧勝の予想から一転、同級5位の新井恵一に大苦戦。無数のジャブを浴びポイントでも負けている状態で、8Rには新井の猛攻の前に手が出なくなりストップ寸前まで追い込まれた。しかし8R終了間際に大曲の左が一発カウンターで入り、新井を大きくぐらつかせた。そして翌9Rで新井にラッシュを仕掛けて大逆転KO勝ちを収めた。解説に来ていた大橋ボクシングジムの大橋秀行会長も「こんな試合は今まで見たことが無い」という程の逆転勝利であった。
[編集] 関連項目
| 前王者 |
第26代日本ウェルター級王者 2005年9月23日 - 2007年1月24日 |
次王者 湯場忠志 |
