大島杏子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大島 杏子(おおしま きょうこ, 1986年8月5日 - )は、日本の体操選手。東京都出身。朝日生命体操クラブ所属。藤村女子高等学校卒業。得意種目はゆか。コーチは塚原千恵子。
目次 |
[編集] 経歴
- 体操を始めたのは6歳 (1992年)から。きっかけは幼少の頃に見たサーカス。
- 2002年-NHK杯個人総合で初のタイトルを獲得。世界選手権(デブレツェン)に初出場を果たす。
- 2003年-世界選手権(アナハイム)に出場するも、アテネオリンピック団体出場権を逃す。
- 2004年-アテネオリンピックに個人総合で出場するも、腰痛(椎間板ヘルニア)が原因で予選落ち。
- 2005年-世界選手権(メルボルン)では個人総合決勝に進むも、19位と散々な結果に終わる。一度は引退を考えたが、その悔しい経験から現役続行を決意。
- 2006年-世界選手権(オーフス)に出場も、個人総合で34位と振るわず、前回に続いての決勝進出を逃すが、アジア大会(ドーハ)では団体と種目別のゆかで銅メダルを獲得。日本人選手のアジア大会における女子体操個人競技でのメダル獲得は1998年のバンコク大会で菅原リサが種目別ゆかでの銅メダル以来2大会ぶりの快挙を成し遂げ、エースとしての面目を保った。
- 2007年-世界選手権(シュツットガルト)に出場。団体で12位に入り、目標としていた北京オリンピックの団体出場権を獲得[1]。「直前の練習で左足首をねんざしたけど、大事な試合なので絶対出たかった。世界選手権も5回目なので、自分がカバーしないといけないと思っていた。目標は一つだったので、みんなでカバーできた」と涙ながらに喜びを表した。
- 2008年-NHK杯個人総合で2度目の優勝を果たし、復活。2大会連続でオリンピック代表に選出された。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 日本体操協会による公式プロフィール
- 日本オリンピック委員会公式HP「アスリート・メッセージ」 (上村美揮選手とのインタビュー)