外国奉行
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外国奉行(がいこくぶぎょう)とは、江戸時代の幕府の職名。
[編集] 概要
1858年、日米修好通商条約締結の際、海防掛を廃止し設置された。主な仕事は、対外交渉などの実務。 人数は不定で、一時期、神奈川奉行を兼任していた。1868年廃止。
[編集] 就任者
- 岩瀬忠震(1858年)
- 井上清直(1858年 - 1859年、1862年、1864年)
- 永井尚志(1858年 - 1859年、1865年 - 1867年)
- 水野忠徳(1858年 - 1859年、1861年 - 1862年)
- 堀利熙(1858年 - 1860年)
- 村垣範忠(1858年 - 1863年)
- 加藤則著(1859年)
- 渡辺孝綱(1859年)
- 酒井忠行(1859年 - 1860年)
- 溝口直清(1859年 - 1860年)
- 赤松範忠(1859年 - 1860年)
- 松平康英(1859年 - 1860年、1861年 - 1863年)
- 新見正興(1859年 - 1862年)
- 竹本正雅(1859年 - 1862年、1862年 - 1864年)
- 鳥居忠善(1860年 - 1861年)
- 小栗忠順(1860年 - 1861年)
- 高井道致(1860年 - 1861年)
- 滝川具知(1860年 - 1861年)
- 津田正路(1860年 - 1862年)
- 野々山兼寛(1860年 - 1862年)
- 桑山正柔(1861年)
- 根岸衛奮(1861年)
- 大久保忠寛(1861年 - 1862年)
- 一色直温(1861年 - 1862年)
- 竹本正明(1861年 - 1863年、1863年 - 1864年)
- 岡部長常(1861年 - 1863年)
- 竹内保徳(1861年 - 1864年)
- 田沢正路(1862年)
- 斉藤三理(1862年)
- 阿部正外(1862年 - 1863年)
- 菊池隆吉(1862年 - 1864年、1864年 - 1866年、1867年 - 1868年)
- 小笠原広業(1862年 - 1864年)
- 沢幸良(1863年、1864年)
- 川路聖謨(1863年)
- 浅野氏祐(1863年、1866年)
- 池田長発(1863年 - 1864年)
- 河津祐邦(1863年 - 1864年)
- 田村直廉(1863年 - 1865年)
- 柴田剛中(1863年 - 1867年)
- 土屋正直(1864年)
- 佐々木顕発(1864年)
- 駒井信興(1864年)
- 星野千之(1864年 - 1866年)
- 江連堯則(1864年 - 1868年)
- 白石嶋岡(1865年)
- 山口直毅(1865年 - 1866年、1867年)
- 栗本鯤(1865年 - 1866年、1866年 - 1867年)
- 木下利義(1865年 - 1866年)
- 朝比奈昌広(1865年 - 1867年)
- 合原義直(1866年)
- 石野則義(1866年 - 1867年)
- 小出秀実(1866年 - 1867年)
- 平山敬忠(1866年 - 1867年)
- 塚原昌義(1866年 - 1867年)
- 井上義斐(1866年 - 1867年)
- 川勝広道(1866年 - 1868年)
- 向山一履(1866年 - 1868年)
- 石川利政(1867年 - 1868年)
- 平岡準(1867年 - 1868年)
- 成嶋弘(1868年)
[編集] 関連項目
- 軍艦奉行
- 幕末遣外使節