塚田佳男
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塚田佳男(つかだ よしお)は、声楽作品を中心とする伴奏ピアニスト。特に日本歌曲の研究・解釈・伴奏においては現在日本の第一人者としての活動を続けている。
群馬県高崎市出身。群馬県立高崎高等学校から東京藝術大学音楽学部声楽科に進学し卒業。卒業後、伴奏ピアニストに転身、小林道夫氏に師事。
1968年、東京藝術大学大学院オペラ科の伴奏助手として奉職する傍ら二期会の研究生となる。1969年に発足した東京室内歌劇場のオペラ公演に出演。荒削りだが雄大な演奏を披露し注目を浴びる。1970年、日本大学芸術学部音楽科伴奏法講師に就任。1975年にはドイツ・デトモルトに留学、1977年帰国。1979年に再び東京藝術大学大学院の畑中良輔教授講座、現代ドイツ・リート、日本歌曲講座の伴奏助手となるも、1989年に辞職し、フリーになる。
ピアノ伴奏を担当したCDは多数リリースされている他、歌手・高津 佳(たかつ けい)としても幾つかのCDが発表されている。