土居丈朗
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土居 丈朗(どい たけろう、1970年8月17日 - )は、日本の経済学者。専門は財政学、公共経済学。平成11年、東京大学経済学博士。博士論文は「地方財政の政治経済学」。奈良市生まれ。
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[編集] 学歴
[編集] 職歴
- 1998年4月 - 東京大学社会科学研究所助手
- 1999年4月 - 慶應義塾大学経済学部専任講師
- 2002年4月 - 慶應義塾大学経済学部助教授(2007年3月より准教授、2002年8月~2004年3月は客員助教授)
- 2002年8月~2004年3月 財務省財務総合政策研究所主任研究官
[編集] 著作
- 『日本政治の経済分析』(井堀利宏と共著)(木鐸社、1998年1月)
- 『地方財政の政治経済学』(東洋経済新報社、2000年6月)
- 『財政読本』(井堀利宏と共著)(東洋経済新報社、2000年4月(第5版)、2001年4月(第6版))
- 『地域から見た日本経済と財政政策』(三菱経済研究所、2002年3月)
- 『財政学から見た日本経済』(光文社新書、2002年10月)
- 『入門|公共経済学』(日本評論社、2002年11月)
- 『アリとキリギリスの日本経済入門』(東洋経済新報社、2003年12月)
- 『地方分権改革の経済学』(編著)(日本評論社、2004年3月)
- 『三位一体改革ここが問題だ』(東洋経済新報社、2004年12月)
- 『経済政策II 財政金融政策』(放送大学教育振興会, 2005年3月)
- 『地方債改革の経済学』(日本経済新聞出版社, 2007年6月)
[編集] 受賞等
- 第50回日経・経済図書文化賞:『地方債改革の経済学』 土居丈朗著(日本経済新聞出版社、2007年)
- 第29回サントリー学芸賞:『地方債改革の経済学』 土居丈朗著(日本経済新聞出版社、2007年)
- 慶應義塾大学・義塾賞2007年
[編集] その他
- 公共選択学会理事
- 東京経済研究センター理事
- 日本学術会議連携会員